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凰建設 株式会社

力を貸してください

凰建設の森です。

2日間、バタバタの内覧会。
今日はゆっくり、、とも行かず、
お客様と現場に。

内覧会こそ開催しませんが、
メープルの床の可愛い家。

お施主様の許可を特別にいただき、
ちょっと床の感じを見せてもらいに。

昨日の内覧会の現場がナラ。
どちらもいい感じなので、
迷いますね。
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/ViFZ8KewwFSjhx

ウッドショックで色んな木材が
入ってきにくくなっている中で
材料を揃えてくれた監督さんには
感謝、感謝です。

さて、本日の話題になりますが
表題の通りです。

助けてほしい事があります。

現在、住宅の性能表示基準を
改正する動きが出ております。

今まではUA値0.87W/m2Kという
性能値が国交省の基準の中では
最も高性能な物となっておりました。
(岐阜市の場合です)

しかし、海外の基準を見てみると、
その倍くらいの性能を持った家が
「最低基準」になっていたりします。

日本の最高基準の2倍の性能が、
海外の最低基準。

車で例えてみると、日本の最高基準が
40km/Lだったとします。
海外の車は80km/L以上の燃費じゃないと
売ってはいけない。
そういう状況になっているという事。

現実的ではありませんよね?
そんなとんでもない状態というのが、
今の日本の住宅業界になります。

「国の最高等級なら十分だよね?」
ってみんな思いますよね。

まさか、その最高等級が、
世界の一般から見て半分以下だなんて
誰も想像しませんよね?

みんな日本は進んでいる国だと
思うじゃないですか。

基準制定の大失敗。
これが、日本の住宅がとても
寒くなっている大きな原因。

しかし今まではそんなに問題は
起きませんでした。

なぜなら、日本の普通の家は
現段階の日本の最高等級の、
半分以下の性能だから。

やっぱり現段階の最高等級の
家に住んでみると、今までよりは
暖かい訳です。

しかし、ここ数年、海外の基準で
家を建てる作り手や住まい手が
増えてきました。

すると、やっぱり違いが出る。
現在の日本の最高等級の家だと
体感の寒さも光熱費も、
全然違ってくるわけですね。

普通に寒い家でも、暖かい家でも
全部、最高等級と謳ってしまうと
市場は大混乱を起こします。

実際、市場は混乱し始めています。

可哀そうなのは、我が家は暖かい家だと
信じて住んでいたけども、
たまたま遊びに行った友達の家が
世界基準の家だったりした場合。

なにこの家、めちゃくちゃ暖房費
掛かってるんじゃない?

え?今暖房付けてないの??
どういう事??

みたいな事が起きる訳です。

昨日、義弟の家で呑んでましたが、
「家の事なんて誰にも話せない」
と言います。嘘だと思われるから。
(義弟の家はUA値0.27W/m2K)

そして今、SNSや実務者の情報発信で
そういう家があることが、日本に
広まりつつあります。

どの程度のランクならどの程度の
暮らしが出来るのか。
消費者が混乱しない為にも、
基準の見直しが求められている。

だから、国交省の案として、
現在の最高等級を丁度真ん中とする
新しい省エネ等級制度の創設が
検討され始めました。

これは、これから家づくりを検討する
住まい手の方にはとても分かりやすく、
また暮らしの想像と等級が一致する
適切な数字になっております。

しかし、ここへきて、反対意見が。

誰が反対しているかというと、
今まで現行の最高等級ギリギリで
家を作ってきた建築会社達です。

新しい等級制度が発行されてしまうと
今まで「最高等級!」と言ってたのが
一気に「普通」に格下げです。

そんな、俺たちを貶めるような政策は
どうかしている。現場の営業マンは
今まで言っていたことを覆さないと
いけなくなるし、今までのOB施主に
どうやって説明すればいいんだ。
もしも俺たちの売り上げが落ちたら
どうやって責任を取ってくれるんだ。

という感じで猛反発です。

実際はもう少しよそ行きの言い回し
になっておりますが、基本的には、
全部自分都合の意見ばかりです。

最終的には、「業界の人の為の
基準ではなく国民の為の基準です」

とたしなめられる始末。

しかし、国交省としては、
業界内での反発意見が多い中で、
新しい等級制度を無理に決める事は
なかなか難しいものがあります。

だから民意を味方につけたい。

という事で、世間から広く意見を
集める、パブリックコメントという
仕組みを利用することに。

今回の基準改正は、住まい手にとっては
メリットが多く、作り手にとっては
デメリットが多いという物になります。

あと、もう家が建ってしまった住まい手に
とってもデメリットは大きいです。

だって、自分の家は最高等級ではなく
何の変哲もない普通の家になってしまうから。

だから、今回のパブコメ募集は、

未来の施主vs低レベルな家の作り手と住まい手

という対立になっているような感じです。

未来の施主の味方として、
既に高性能な家に対応している建築会社と
既に高性能な家に住んでいる既存の施主が
いる感じになります。

もし、あなたが、高性能な家の普及を
少しでも願ってくれているのであれば、
少しだけ力を貸していただけないでしょうか。

国交省のパブコメに、
性能表示基準の改正に賛成ですと、
一言だけでも良いので意思表明をしてほしい。

勿論、思う所があるのであれば、
2000文字までであればいくらでも書けます。

一人一人の声が、基準改正の原動力に。
あなたの意思表示は決して無駄ではない。

個人情報を入力する欄もありますが、
それがどこかで使われる訳ではありません。

未来の住まい手たちの為に。
どうぞよろしくお願いいたします。
私からのお願いです。
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/4wQyLZYC1FF8iG

一番下のボックスにチェックすると
意見入力欄に進むことができます。

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