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株式会社プレゼントデザイン

前職のお客様からの連絡

こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。

今日は寝不足です。

受験生を持つ親は、本当に大変ですね。
昨年までは、お客様と工務店さんのやり取りを
完全に他人事で聞いていましたが、

今は胃が痛い。笑

立場が変わると、
こんなにも感じ方が違うのかと実感しています。

さて、今日は家づくりの話です。

先ほど、一本の電話がありました。
OBのお客様からです。

シャッターが壊れて、取り換えが必要。
しかも、シャッターボックスが天井の中に隠ぺいされているため、
天井を壊さないと復旧できない。

工事の相談に乗ってほしい、とのことでした。

実はこのお客様、
私の“前職時代”のお客様です。

広島に来たばかりの頃、
現場監督として担当させていただいた住宅。

かれこれ23年のお付き合いになります。

竣工から20年以上。
シャッターが壊れるのも、ある意味、自然なことです。

当時の私は現場監督。
設計は別の建築事務所でした。

シャッターボックスが天井内に隠ぺいされているのを見て、

「いつかメンテナンスは大変になるだろうな」

そう思った記憶があります。

でも、設計に逆らう立場ではありませんでした。

設計と施工が、
対等に未来を議論できない関係は、
あまり健全とは言えません。

いま自分が設計をする立場になって、
強く意識していることがあります。

「壊れること」
「直すこと」
「20年後の姿」

完璧な建物はありません。

必ず、どこかが傷み、
必ず、誰かが手を入れる。

そのときに、

“誰に電話するか”。

そこに、その家づくりの本質があるのだと思います。

住宅営業は転職が多い世界です。
担当者がいなくなることも、珍しくありません。

私の前職の会社も、まだ存在しています。
(たぶん、ちゃんと機能しています。笑)

それでも23年経って、
私に直接連絡をくださる。

本当に、担当者冥利につきます。

昨日、友人からこんな言葉を聞きました。

「建築士資格は、取っても食えないよ」
と習ったそうです。

確かに、資格を取ったから安泰、
という時代ではありません。

でも、私は思います。

資格を取る意味は、
肩書きのためではなく、

お客様を安心させることができる
知識と技術を身につけるため。

そして何より、
自分自身が覚悟を持つため。

資格は安泰をくれるものではありません。

でも、その先に生まれる自覚が、
信頼を生み、

結果として
「食える」ようになるのではないかと、
私は思います。

また20年後、
電話をいただける存在でありたい。

そのとき、
私ではなく、息子が電話をとる。

「父がお世話になりました。」

そんな未来も、
悪くないですね。

それでは、また次回。

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