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凰建設 株式会社

利息で食べていくという生き方

本日の午前中は検査。
2件、外壁が仕上がった現場が
あり、足場解体前の検査に。

年末年始でのお引き渡し。
非常に楽しみです。

昼からは、講習会の依頼と打合せ。
地元の方からの依頼です。

さて、本日の話題は、利息で食べる。

利回りで食べると言ってもいいかも。
種になるお金を運用することで、
利益を出し、その利益で生活ができれば
種になるお金は減りませんので、
一生を安泰に過ごすことが可能に。

人ならば誰でも一度は夢に見る生き方。

お金の心配がないのであれば、
もっとやりたい仕事に就ける。

自分のやりたい事だけ
やって生きていける。
そう思いますよね。

仮に、そういう生活に成れたとする。

2億円の現金を持っていて
2%程度の利回りの投資で、
年に400万円のお金を生むとする。

贅沢を言わなければ年に400万で
生活をすることは可能です。

そこで、年に500万円使ったとする。

100万円は種のお金から使います。
2億円あるんだもん、100万円くらい
種のお金を使ってもいいよね。

次の年の利息は398万円に。
また500万円使ったとすると、
さらに翌年の利息は
395万9600円に。

82年後には種銭はゼロ。

毎年使うのが600万になると
ゼロになるのは56年後。

1000万ずつ使うと
26年でゼロになります。

350万円で我慢すれば
30年後には種のお金は
2億2千万くらいに増える。

当たり前の話ですけども。

お金の話を致しましたが、
この考え方は地球の資源も
全く同じだと言えます。

地球の環境は、毎年
一定数の資源を生産します。

それは全ての生き物が
生きていくのに必要なもの。

酸素然り、エネルギー然り。

地球が作る資源以内で、
生活を維持するのなら、
人類の生活は未来永劫、
続けていけるようになります。

しかし、今はそうなっていない。
1年の内、再生産可能な分の
資源は7月29日で使い切り
それ以降は種の分を切り崩して
生きていることになります。

使っていい資源の1.7倍を毎年
人類は食いつぶしています。

日本単体で見ると2倍を超えます。

さっきのお金の計算に当てはめると
毎年695万円ずつ使う事に。
44年後には2億円は無くなる。

勿論、地球の種はもっと大きいし
利息はもっと少ないので、単純に
44年後に無くなるという事では
ありませんが、いずれにせよ、
このままでは資源は無くなるし、
気候はどんどん変わり続ける。

30年後までに、人類が使う
化石エネルギーを実質ゼロにせねば
エネルギーの枯渇を待つ前に、
気候変動が取り返しの付かないことに。

使うエネルギーが地球の
生産量以下になれば、
種もまた増えて行くんです。

人がこの先も地球で生きていくために
やらなくてはならないのが、
資源を使う量を減らしていく事。
その為の方法は二つです。
一つが使用量の削減。省エネです。
一つは資源の自前調達。創エネです。

個人でできる範囲のものとして
最も効果的なアクションは、
やはり、家を省エネにすること。
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/5Xg36sxCrLJ3BY
※画像2枚目参照

他の対策に比べて如何に効果が
大きいかがわかるかと。

多くの日本人は、資源は買えると
思っています。ちょっと高いけど
電気代も払えるしガソリン代も
仕方ないと思える。

しかし、
エネルギーでもその他の資源でも、
日本の経済力では世界の国に
買い負けるようになってきた。

ウッドショックなどは典型です。

やがて、それが現実的に
払える金額ではなくなったりするし
そもそも日本に入ってくる資源が
少なくなり、お金で解決できる
問題ではなくなったりもします。

とにかくエネルギーを使わない
という家を建てておく事は、
今後のあらゆるリスクに対して、
非常に効果的になってきます。

COP26でもそうだったように
石炭火力の取り扱いをめぐり、
今後も世界は紛糾するはず。

純粋な再生可能エネルギーで
世界を回していきたいEU。

電力使用量が多く、経済を
守りたい日米中。

日本も、大きな賭けに出てます。

高効率石炭火力の独占市場を
狙う国策が功を奏すのか。

再生可能エネルギー技術の
遅れで致命的なダメージを負うか。

気候変動の諸悪の根源と
されている石炭火力発電を
自国のみならず、輸出まで
しようと試みている日本は、
世界の国からすると、
どのように見られているのか。

この先、エネルギー問題が
平穏無事に推移すると思います?

全人類が、利息で食べていくために、
今、個人が出来る事の最善手は、
家の省エネ化に他なりません。

是非、賢い選択をしてくださいませ。

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