兵恵建設代表の兵恵慎治です。
出雲街道という街道をご存じでしょうか。
姫路を起点として中国山地を横断し、出雲に至る旧街道です。
古代より出雲大社と大和朝廷を結び、
人・物・文化を運ぶ重要な役目を果たしてきたそうで、
江戸時代には参勤交代の道としても使われました。
津山市も、この出雲街道に関わりの深い町のひとつです。
岡山県北部を移動していると
随所に当時の趣がある宿場町が点在しています。
派手さはない町が多く、意識していないと、
ここがかつて賑わった街道沿いだったと気づかない場所も多いと思います。
点在する宿場町を眺めていると、当時の賑わいの情景がふっと浮かぶことがあります。
静かになった宿場町に、かつての人の気配や往来を重ねて想像してみると
なんとも言えない風情を感じます。
宿場町には昔の建物が残っているところもありますし、
新しい建物が建っていることもあります。
整備された街道や当時の店舗の雰囲気が残っている場所もあります。
一方で、場所によっては周囲の景色と雰囲気が異なる近代的な建物が
ぽつんと目立ってしまっているように感じるケースもあります。
本日、お伝えしたいのは
「町並みに調和した建物をつくる」という考え方も、
家づくりの大切な価値のひとつだということです。
自分が住む家、自分が建てる家。
それは広く見れば町並みの一部でもあります。
町並みに調和した家が増えると、景観に統一感が生まれて、
町全体が美しくなる。
これは住む人にとっても気持ちがいいですし、町に訪れる人にとっても魅力になります。
現代は選択肢が本当に増えました。
素材も色も形も、できることがたくさんあります。
だからこそ、デザインの良し悪しを家単体で考えるだけでなく、
「町並みの中でどう見えるか」という視点も、
あなたが建てる家のデザインの良さのひとつとして
考えてみるのはいかがでしょうか。
あなたのお家の外観が、美しい街並みをつくります。
そんなことを考えてみるのも、案外おもしろいものです。
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