お久しぶりです。
輝建設のコハラです。
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昨今の木造住宅のトレンドとして
一段下がった「小下がり」や
小さく仕切られたリモートワーク部屋、
もはや定番の感すらある「小上がり」
造作家具などの作り込みは
外せない感じになってきています。
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実際、それらの什器の類が
造作で作り込まれている家は
便利かつ
スペースを余すことなく
設置しているので
美しくもあります。
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しかし、それらの作り込みが
何十年という
人のそこのでの営みの変化に
ついていけるのでしょうか。
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私もプランはするので、
ご要望もあったりで
作り込むというか
おかず的なものを
つけたりすることあります。
が、作り込みそうなときにいつも
思い出す言葉があります。
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もう10数年も前の話ですが
私が設計の勉強で
何度も勉強会に参加させて
いただいた秋山東一先生の
設計道場。
メインの即日設計という
現場をみて3時間後に
プラン提出して品評してもらう
という勉強会です。
そこで、2畳の和室とか
こまごま作り込んだのですが
「作り込んでんじゃないよー。
生活の変化に耐えられないよー。
もっとおおらかに!」
といわれたことを思い出します。
(無論、当時の私のプランの
稚拙さがこのコメントの
ご指摘につながっています)。
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