こんばんは!
マルトの澤田です。
今日の話は、これから高性能な家造りを
するぞ!ってお客様には不向きな話なので
適当に聞き流して下さい
あっ、見流してか
昨日は知人のようなお取引先の方との
色々戦略飲み会でした。
価格高騰に金利上昇など、いよいよ厳しく
なってきた建築業界の中で、どう生き残って
いくか
自信をもって進めている家造りではあるが
どうしても、世間の方には伝わらない。
いや伝えているつもりになっているの
かもしれない
そんな所をどう改善していくかって部分
も含めて色々議論しておりました。
そんな中で、今の家造りについての疑問
があるって話が出てきたんですね。
飲み屋の大将と知人とが私に詰め寄って
くるんですよ
「何で今の家は高断熱高気密なんだ!」
って文句が言いたかったそうです。
知人も大将もかなり変わり者ですので
あくまで酒の席での戯言として聞いて
頂きたいのですが、
日本の食生活の乱れや、今の政策は
全て戦争後にGHQが入ってきておかしく
なってしまったそうな(苦笑)
もうこの話でたいがい面倒くさいなー
って感じなんですが、彼の言いたいのは
欧米から色んな物が入ってくる以前の
暮らしに戻った方が、より健康で人間
らしい暮らしが出来るんじゃないか
と思ってるそうです。
彼は今、朝ごはんは土鍋で作り、小麦
・油・乳製品を取らない食生活を
しているそう。
まさに開国前の食生活です。
そんな彼ですから暮らしもそのころに
戻すのが理想と考える訳ですね。
寒い冬は家の中心に囲炉裏を作り、
その周りに家族は集まる。
温まるだけでなく、家族の団欒も
ここで生まれる。
部屋と外との間にある縁側は冬は
断熱層的な役割になるが、夏は深い
軒とこの縁側のおかげで日射が入らず
木陰のような風が通り抜ける。
概ね、そんな理由で家造りは低断熱
低気密の方が良いんじゃないかって
言いたいそうです。
大将もそっち派。
昔の土壁造りの家の方が、四季が感じれ
て人間らしいとの見解。
面白い考え方だなって思ったのは、
土壁の家って、着工してから完成まで
1年とか2年平気でかかってたのですが、
今の家は半年かかると「遅い」と言われ
るんですよね。
みんな生き急ぎすぎだと
許容できるゆとりが無いから、今の時代
はこんなに生きずらいんだとも言ってました
こんな二人の意見に惑わされるほど、
わたしゃ落ちぶれちゃいませんし、理論的
にも説明出来ますからそうはなりません。
ただ、彼らの言い分にも一理あるなとは
思います。
人間らしいって何だろう
暮らしって何だろう
高断熱高気密が万人にとって良い家でも
ないのかなとも感じました
大将の出す料理はその考えを感じる内容
たけのこの木の芽あえ
花わさびの煮物
ふきの煮物
多賀そば
などなど、どれも地元でとれた、自然の味
がする料理でした。
ではでは
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