上棟して、雨降って家が濡れると？？

お久しぶりです。輝建設のコハラです。 お久しぶりです輝建設のコハラです。 昨日はメルマガが長過ぎーと感想をいただきました。 すみません。書いていると関連することを全て書いておきたいと思ってしまいがちで、、、汗。 ということで今日は短く。 ＝＝＝昨日、大阪市で木造2階建ての新築工事の棟上げ。 写真はお昼前の様子です。↓↓↓https://m.terukensetsu.jp/l/m/STPWTvYY049xon 野地板までかかっていませんが、おおよそ家のフレームとなる柱、梁は組み上がっています。 そして１階部分はブルーシートで覆っています。 夕刻に作業を終えるころには家をすっぽりブルーシートで覆います。 ↓↓↓https://m.terukensetsu.jp/l/m/p0nI3CC4cDIKbf 中からはこんな感じ↓↓↓https://m.terukensetsu.jp/l/m/oql9QJOfHTD5aP ＝＝＝＝こちらは昨年の新築平屋の棟上げ工事の様子。 ブルーシートで完全に覆っています。 ＝＝＝＝どうして、こんなことするのか。 木の乾燥率というものを木を伐ってからこの場所で工事が始まるまでに林産地の方々はかなりシビアに管理されています。 なのに、現場で濡らしてしまっては元も子もないですよね。 木の乾燥は建築後に今後の木の狂いや割れなどに大きく影響しますので無垢材扱う工務店のおっちゃんたちはみんな 乾燥、乾燥、 含水率、含水率（がんすいりつ） と言っています。 ＝＝＝上記のこの乾燥、含水率と言っているのは細胞内部の結合水というものを蒸発させて木の水分の量を少なくさせることいっています。 細胞間にある水分、自由水はあまり材木となる頃は十分乾燥していますし、あまり、木の性質には関わってきません。 ＝＝＝＝少々の雨で表面が濡れても細胞内部まで再度侵入するのは容易くないからです。 なので、上棟時に雨に打たれても濡らしてしまって大きく含水率が上がる ＝結合水があらためて復活することはないらしいのです。 ＝＝＝＝濡れたとしても結合水を乾燥させた材木であれば太陽や風にさらすことができれば数日でもとの含水率に戻るとの実験データもあります。 ＝＝＝＝やっぱり、そこはそれ、せっかくなら濡らさない方がいいです。 梅雨時期で雨が止まずに作業ができず、長期間の放置だとか、作業の工程で濡れている期間や雨がやんでも乾きにくい箇所であればカビなどが生える可能性もあります、 ＝＝＝＝また、最近は柱間にベニヤや窯業系の体力面材（モイスやダイライトなど）を貼ったり、その上に防湿シートや屋根ならアスファルトルーフィングなどルーフィング材を貼ったりするので、 その内部が柱や下地材などが完全乾かない、濡れたままで（表面濡れだけだとしても）面材やシート類で蓋をしてしまうと乾燥できずに、湿気がその中に取り残されてかびなどが生える可能性があります。 ＝＝＝＝ということで、今でも、ハウスメーカーさんや建売系のお家なんかは上棟してしばらくは柱、梁むき出しで雨が降ったら濡れているのをよく見かけます。 ＝＝＝＝が、濡らさないで済む方法があるのであれば濡らさないでおいた方がいいです。 と思うのですが、皆さんはどうでしょうか。 ＝＝＝＝建ってしまった柱や梁にブルーシートかけるのはなかなか大変で危険も伴いますし、めくったりはったりに時間もかかります。 特に時間の部分はハウスメーカーさんや建売系の会社さんはすごく気にしていると思います。 まあ、濡れてもすぐに乾かしたり、シミとして残さないようなことをしてくれるのであれば、まだ心配は少ないかもしれませんが、 下地材なども現場保管しているときにブルーシートなどかけずに放置していたりするのはNGだと思います。 ＝＝＝＝＝濡れても乾けば大丈夫、、、、というスタンスの木造住宅の現場管理、、、、 OKならそれでいいですし、 ちがうなーということであればそうじゃない工務店さんでないと濡らさないようにしてくれません。 ＝＝＝＝梅雨時期になってきたのでこのメルマガを読んだあなたは、、、、、 これから街で雨に濡れた上棟現場を見るたびに あーかわいそー と思うのであれば、ブルーシートぐるぐる系の工務店さんかどうか確認して家作りをお勧めください。 わたし、濡れている家見るとやるせなくなるので。 ＝＝＝では、また。 あ、また長くなってしまった。。汗。すみません。

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家百パートナー企業様