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クオホーム

一番答えにくい質問、教えます

こんばんは
クオホーム本田です。

今日は現場チェックから戻って
溜まっていた設計見積の再確認。

その合間で土地情報の調査依頼を
対応していました。

土地に合わせた設計の工夫。
ほんとに千差万別で、
頭の切り替えが大事です。

さて本日は
お客様から時々いただくご質問の中で、
一番回答に悩むものについて
お伝えしたいと思います。

「クオホームさんって
ざっくりいくらぐらいですか?」

というご質問。

この質問、プロとしては
一番答えにくい内容です。

理由は一つではありません。

まず、家の価格は土地の条件と
ご希望の建物仕様によって
大きく左右されます。

例えば、同じ30坪の家でも
敷地に高低差があるか、
古家の解体が必要か、
造成が必要かで費用は全く違ってきます。

また、建物本体価格と
「住めるようにするための費用」は
別物です。

・地盤改良の有無
・上下水道引き込み
・外構費用
・照明、カーテン

これらが全体価格を
大きく左右するのに、

「家だけでざっくりいくら?」
と聞かれても、答えようがないのです。

そしてもう一つ、
建物の性能や意匠性を
どこまで求めるのか?
家具の予算はどうする?

など。

これも大きく関わってきます。

HEAT20 G2の性能を
確保するのか?
耐震等級3を取るのか?
デザインにこだわるのか?
自然素材を使うのか?

これらすべてに金額がついてきます。

ですので
「〇〇万円で建てられますか?」という
ざっくりすぎる質問は、
「あなたは外車に乗りたいですか?
それとも軽自動車でいいですか?」

ぐらい幅がある問いなんです。

もちろん最初から細かく出せとは言いません。
でも少なくとも、
どんな暮らしがしたいのか?
土地の状況はどうか?

その前提がなければ、
お答えしても無責任な金額しか
出せないのが現実です。

私の考えとしては、
価格は家の内容を知ってからでないと
正しい判断ができません。

「ざっくり聞いたら、ざっくり返ってくる」
その程度の意味しかないのです。

本当に家づくりで失敗したくないなら、
まずは信頼できる人にしっかりと話して、
自分の希望や条件を
具体化していくステップが必要です。

プロとしても、
その情報があればあるほど、
的確にアドバイスができます。

ざっくり質問より、
少し具体的な対話をしてもらえると
家づくりがうまく進むと思います。

ご参考に。
では、では。

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