こんばんは！
アティックワークスの北川です。
今日仕事をしていると
一通のメールが届きました。
そのお家がパッシブハウスか
どうかと言う質問。
これ以上の内容は
プライバシーに該当しても
いけないのでこれまでにします。
パッシブハウスかどうかの判断は
実は簡単です。
パッシブハウスの計算をして
パッシブハウスになっているか
そうでないかの違いです。
よくある勘違いは
パッシブハウスと
パッシブデザインです。
パッシブデザインとは
簡単言うなれば
自然のエネルギーを活かして
快適な住環境をつくる設計手法です。
それが少しでも該当していれば
パッシブデザインと言えるのかもしれません。
ではこのパッシブデザインをした
お家をパッシブハウスと言うか？
これは言いません。
大きな間違いとなります。
パッシブデザインしてるねんから
パッシブハウス。
違うんですよねー。
パッシブハウスとは
ドイツのファイスト博士が
考えた省エネ住宅です。
全世界共通でPHPPと言う
ソフトを用いて計算をおこない、
パッシブハウスの基準をクリアして
いればパッシブハウスになる可能性があります。
パッシブハウスは工事中に
漏気回数（気密性能）を測定し、
その数値もPHPPに入力しなければ
なりませんし、換気風量も
設計値通りかも現場にて確認を
しなければなりません。
その上で全てクリアしていれば
認定申請をして晴れて
パッシブハウスとなります。
パッシブハウスについては
詳しくまとめていますので
こちらを読んでいただければです。
↓ ↓ ↓
https://my159p.com/l/m/8Y8k2AIPAdBD4P
なので、
パッシブデザインと
パッシブハウスは
全くもって別物となります。
たまにパッシブハウスと
銘打っているお家を見かけますが
認定を採っていなければ
詐欺になりかねないので
注意が必要です。
また、パッシブハウスにする場合、
パッシブハウスに詳しい人が
コンサルに入るのが
今の一般的な流れです。
PHPPというソフトも
かなり難しいですし、
熱解析という詳細な熱損失の
計算もおこなわなければいけませんので
この辺をコンサルにやっていただく
ことになります。
パッシブデザインと
パッシブハウスの
違いのトラブルは現に起こっていると
聞いています。
パッシブハウスが気になる方は
ご注意くださいね。
それでは。
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