こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
今日はニセコです。
私が温熱を勉強した経緯は、
20年前に広島で転職した
工務店がソーラーサーキットという
外断熱の家をやっていたのが
きっかけです。
そこから、
夏がどうしても暑いなどの
お客様の声を聞き、
大阪の野池学校に通い、
東日本大震災が起きて、
どうしても、省エネ普及をしたくて、
独立しました。
その時に日本エネルギーパス協会の
講師になることになったのですが、
今回の訪問先のニセコも、
そのエネルギーパス協会の
上部組織、クラブヴォーバンという団体が
ニセコも街づくりを手伝っています。
ニセコといえば、
スキー・スノーボードのメッカなのですが、
スキー場付近とニセコの町では格差が激しくなっています。
スキー場付近は
オーストラリアやアメリカなどの
富裕層が土地を購入し、
別荘を建設し、
バブルになっています。
一方、そこで働く
ニセコ町民は安い家で、
寒い暮らしをしています。
ニセコ町はSDGs環境まちづくりで
環境省から、
補助を受けて、
町民のためのまちづくりを
行っています。
どういうコンセプトかというと、
2階建ての木造集合住宅。
ニセコに住むと雪かきが避けれないのですが、
一戸建てをつくると、
高齢になっても、その重労働を
しなければなりません。
もちろん、集まって住むほうが
熱の逃げ方も有利です。
そんなまちづくりを
クラブヴォーバンの村上敦さんの
レクチャーで聞いています。
村上さんはドイツ在住の
環境ジャーナリストで、
今は半分ドイツ、半分ニセコで
暮らされています。
持続可能な町づくりには
建築だけではなく、
交通、電力・熱供給などなど、
いろいろと考えないといけないのですが、
その全てに精通している方です。
ご興味のある方は
ぜひ、クラブヴォーバンを調べてみてください。
梅雨のない北海道のはずが、
現在大雨です。苦笑。。
それでは、また次回。
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