こんばんは菊池組・菊池です。
6年前に開催された「里山住宅博 in 神戸 2016」
それが自分にとって、建築と環境の共生や、緑の考え方、街並みの考え方にとって大きく影響を与えた…という事を前回のメルマガでお話ししました。
「里山住宅博 in 神戸 2016」ではヴァンガードハウスの2棟以外は、出展している地域工務店の設計・施工。
私が見学した中でも一際、素晴らしい住宅だと感動したのが、今回わざわざむつに来てくれた麺バーの一人、兵庫県明石市の大塚工務店さんでした。
↑ホームページのトップに出ているのが、その時の住宅です。
「里山住宅博 in 神戸 2016」では住宅地の北側に雄大な里山を擁しており、その里山の雄大な環境をとても上手に取り込む計画。
造りは柱、梁といった構造躯体を室内側にあらわしにして見せる、真壁(しんかべ)で、あらゆる場所に手仕事で魅せる家づくり。
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住宅というものは土着的であり、風土的であるべき。
その地域の木や土を使い、地元の職工がつくりあげる。
その土地から生えるべくして生えてきたような住宅をつくりたい。
私もそう考え、そうでありたいと思い続けているのですが、大塚さんはそれをより深く、高いレベルで実践されている方です。
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