こんばんは菊池組・キクチです。
住宅金融支援機構によるフラット35の利用者を対象とした最新の調査データが今月発表されました。
これは床面積や年齢、建設費などの細かいデータを、注文住宅や建売住宅やマンションなどの種類ごとに見られるので非常に面白いです。
全国の注文住宅の平均床面積は、 123.8㎡（約37.5坪）
青森県の注文住宅の平均床面積は、122.2㎡（約36.9坪）
■注文住宅の平均床面積
全国は、123.8 ㎡（約37.5坪）
青森県は、122.2 ㎡（約36.9坪）
■注文住宅の平均建設費
全国は、3569.7 万円
青森県は、3194.6 万円
■注文住宅の1㎡あたり建設費
全国は、29.1 万円
(坪あたり約96.2万)
青森県は、26.4 万円
(坪あたり約87.3万)
これを見て、ウッドショックとか建築資材高騰の影響ですごく高くなったのかな？と思う人も多いでしょう。
でも、これは2021年度（2021年4月～2022年3月）に住宅金融支援機構が承認を行ったデータですので、注文住宅に関しては、ウッドショックの影響が出てからの案件ばかりではありません。さらに、ほぼ全ての調査対象が今年2月に始まったロシア・ウクライナによる影響が出る以前。そして、それによるエネルギー価格の高騰や、為替による原料費の高騰による、木材以外の高騰が出る前のものという事であるという事は認識しておく必要があります。実際に2020年度の同調査から、明らかに上がったという感じではありません。
続きを読むには会員登録が必要です。