こんにちは。こんばんわ。
高橋工務店の高橋真悟です。
今回は、タカハシ工務店が
どのような会に所属し、勉強し、
皆様にその技術を提供しているか
ご案内したいと思います。
今日は数多く所属している
うちの1つ
一般社団法人
パッシブハウス・ジャパン
のお話をしたいと思います。
一般社団法人
パッシブハウス・ジャパンは、
2010年2月1日に設立され、
ドイツ発祥の超省エネ住宅
「パッシブハウス」の理念を日本の
気候や文化に適応させた
「日本型超省エネ住宅」の研究と
普及を目指している団体です。
設立当初から、環境に優しい住宅を
実現することを使命とし、
持続可能で快適な住環境の提供を
目指して活動しています。
この「パッシブハウス」という
概念は、1991年にドイツの物理学者
ヴォルフガング・ファイスト博士と
スウェーデンの科学者
ボー・アダムソン氏によって
提唱されました。
ファイスト博士は、断熱性や気密性
に優れた建物を設計することで、
冷暖房への依存を最小限に抑えた
住環境を実現しました。
ダルムシュタットに建設された
最初のパッシブハウスは、
省エネ住宅の象徴となり、
世界中で注目を集めています。
また、博士が創設した
パッシブハウス研究所
(Passivhaus Institut, PHI)は、
現在も国際的なパッシブハウス基準
の策定と普及に貢献し
続けています。
一方で、
パッシブハウス・ジャパン
(以下PHJ)は、日本独自の
気候特性や文化を考慮しつつ、
これらの基準を日本国内に
普及させています。
代表理事の森みわ氏は、
「鎌倉パッシブハウス」で
国内初の国際認定を取得し、
日本型超省エネ住宅の実現に
貢献しています。
パッシブハウスは、建物の性能を
最大限に高めることで、冷暖房に
頼ることなく快適な住環境を
提供する住宅です。
この理念に基づいて設計された
建物は、断熱性、気密性、換気設計
において非常に高い基準を満たす
必要があります。
年間の暖房負荷は15kWh/㎡以下が
求められ、冷房負荷については
地域に応じて基準が異なりますが、
一般的に20kWh/㎡以下と
されています。
また、建物全体の一次エネルギー
消費量も120kWh/㎡以下に
抑えなければなりません。
さらに、気密性能については、
建物に加圧を行った際の漏気回数が
50Paで0.6回以下となることが
条件とされています。
これらの数値基準を満たすことで、
エネルギー効率の高い住環境を
実現します。
これらの基準を満たすためには、
断熱材や三重構造の窓など、
高性能な建材の使用が重要です。
また、熱交換型の換気システムを
導入することで、効率的に
室内環境を維持しながら快適性を
向上させることができます。
PHJ、全国の会員や支部を通じて、
研修会や勉強会、見学会を実施し、
省エネ住宅技術の普及や情報提供を
行っています。
また、断熱性や気密性に加えて、
自然エネルギーの利用や適切な
換気設計の重要性を強調し、
より高性能な住宅づくりを
目指しています。
タカハシ工務店もパッシブハウスの
理念に共感し、日々研鑽を
重ねながら、皆様に快適で
省エネルギーな住まいを提供する
ことを目指しています。
パッシブハウスの活動に
ご興味のある方は、ぜひ公式
ウェブサイトをご覧ください。
今日はここまで。
それでは素敵なお家造りを
していきましょう。(^O^)
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