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シロアリ対策してますか?

こんにちは。こんばんわ。
高橋工務店の高橋真悟です。

先日、シロアリ被害があるお家に行きました。
皆様と共有しておきたいので
今日はシロアリについて簡単に
お話ししたいと思います。

日本の住まいを狙うシロアリは、
ヤマトシロアリ、イエシロアリ、
外来種のアメリカカンザイシロアリの
三種です。

いずれもゴキブリ目シロアリ下目に属し、
不完全変態を経て春から初夏にかけて
羽アリとなり巣別れを行います。

ヤマトシロアリは四月中旬から下旬に、
イエシロアリは五月から六月に、
アメリカカンザイシロアリは気温20~30℃、
湿度70%以上の日に集団で飛翔しやすいのが
特徴です。

女王は十年以上産卵を続け、真社会性をもつ
集団が木材内部を食害するため、天井裏や
床下のわずかな空洞や蟻道に気づきにくく、
被害が進行しやすいのが怖いところです。

とくにイエシロアリはコンクリート基礎の
ひび割れや配管まわりの隙間から侵入し、
家全体に被害を広げる傾向があります。

寄生性のアメリカカンザイシロアリは
乾燥材にも繁殖し、家具や内装材をじわじわと
蝕むため、早期発見が非常に難しいのが
厄介です。

被害を防ぐポイントはまず床下換気の改善と
基礎まわりの湿気対策です。

湿度を下げるだけでシロアリの生息環境は
大きく悪化します。

これに加え、専門業者による土壌処理として
農薬系駆除剤を用いるのが一般的です。
フィプロニルやイミダクロプリドは蟻道を
伝って巣全体に行き渡り、五年から十年に
わたる長期防除効果を発揮します。

ホウ酸系防除剤は木材内部に深く浸透し、
摂取したシロアリの消化管を破壊して脱水を
誘発することでコロニーを確実に
崩壊させます。

人体やペットへの安全性が高く、
室内使用にも適しています。

定期的に専門業者に点検を依頼し、
床下や壁際の異音、壁面に見える
小さな土のすじ(蟻道)の早期発見を
習慣づければ、被害拡大を大きく
抑えられます。

防蟻対策はあまり関心が無い方が多いと
思いますが、しっかり対策をし、
お家を長生きさせてあげましょう。

今日はここまで。
それでは素敵なお家造りを
していきましょう。(^O^)

2025.7.15(火)№259

※タカハシ、次回の家百ライブ出演は
7月29日火曜日!!
お昼12時スタート

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