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株式会社 マルト

ガルバも無敵じゃないんです

こんばんは!
マルトの澤田です。

昨日はお休み頂いて、小学校の同級生との
ゴルフでした。

私にとっては鉄板ネタですが、私の同級生
はたった10人なんですね

クラスちゃいますよ
1学年です(笑)

谷あいの小さな村の小学校でしたから、
10人もいる事の方が奇跡って思えるぐらい
なんですが、他の方から見れば、やっぱり
驚かれるし笑われます。

つかみはオッケーって感じですね

肝心のゴルフですが、久しぶりだから、
道具のあちこちに錆やカビが発生して
おり、前日の夜はそれの清掃に追われ、
結局練習が出来ず、散々の結果に、、、

まっ、練習してもしなくてもこんなもん
ですけどね。

てことで今日は、業界で人気のガルバリウム
鋼板の屋根や外壁の「サビ」についてお話し
したいと思います。

「電蝕(でんしょく)」って聞かれた事
ありますか?
ガルバリウム鋼板は、スタイリッシュな
見た目と、何十年もサビにくい高耐久性
が魅力です。

メンテナンスフリーなんて言う方もいますね。

でも実は、使い方を間違えると、あっと
いう間にサビが発生してしまうことが
あるんです。

その原因が「電蝕」です。

これは、難しい化学反応の名前ですが、
簡単に説明すると、

ガルバリウム鋼板は、表面に「亜鉛」という
成分がコーティングされています。
この亜鉛は、鋼板本体を守るためのカバー
みたいな物なのですが、この亜鉛は違う
金属(銅、鉄、一部のステンレス)と直接
触れている所に雨や結露などの水がかかると、
その水が金属同士をつなぐ「電気の道」に
なってしまうんですね。

亜鉛が「他の金属」と電気的に比較されて
「あら、あんた私より溶けやすいやん」
と、亜鉛の方が優先的に溶けてしまうんです。

で、亜鉛が無くなると、下地(鋼板本体)が
むき出しになり、サビが出てしまいます。

これが、ガルバリウム鋼板が本来の寿命より
も早くダメになってしまう原因の一つです。

この電蝕は、材料が悪いわけじゃありません。
原因はシンプルに「異素材との接触」です。

建物を設計する私たちや、実際に建てる職人が、
この電蝕の仕組みを知らないと、後々の大きな
サビにつながってしまいます。

せっかく耐久性の高い材料を選んでも、
こんなことで短命になってしまっては、
もったいないですよね!

この電蝕を防ぐ基本的なルールは一つだけです。

「ガルバリウム鋼板に、異なる種類の金属を
 直接くっつけないこと」

施工レベルの話なので、具体的な話はやめとき
ますが、
止めつける釘やビス、他の金属とは接触しない
ような工夫、施工後の清掃など、この辺りを
理解した設計と施工が出来ないと、一年もしない
うちにサビが出てきたりします。

これはメンテナンスにも言える事でして、
お客様が生活する中で、ガルバリュウムの
壁や屋根には異素材を付けたり、鉄粉など
の粉が飛んだ時は必ず水でキレイに流す
などの対応をして頂かないと、長く使う
事が出来ません

せっかく高い耐久性のあるガルバリウム鋼板
を採用したのですから、その性能が損なわれ
ないよう、最大限の配慮をした施工を私達は
しますし、住んでからは、お客様も充分注意
して使って頂く事で、ガルバの美しさと耐久性
を最大限発揮できるよう、暮らして下さい。

ではでは

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