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株式会社 夏見工務店

カレーとゆっくり

短パン半そでの楽しい暮らしを実現するぜ!
【たぶん日刊】

いつもありがとうございます、夏見です。
本日もメルマガご愛読ありがとうございます!

その朝は仕事始めの現場に立ち会うために
早朝から荷物をまとめ、準備をしていた
午後に向かっていくつかの資料も
USBに昨夜入れておいたし、うん大丈夫
カラーコーンも載せてるし、行ける。

いつもより少し早めの主要幹線道は
週末の疲れと、明日からの歓喜が
交じり合ったような喧噪だ。
そうか、夏休みなんだな、と
煙草をふかすネクタイを見つつ
一路北に。

5月の初旬に植えられた稲が
蒼い海原のように風にうねり
真っ白な日差しに涼を添えている
米の街を感じながら少し急ぐ

いつもの皆が待っていて、
さあよろしくと手を上げて
鍵を開けて、思い出が錯綜する部屋に
何もなくなって、少し広くなった
いつもこんなに広いんだ、と思う
人間って結局狭くていいのかも?

不具合がないか話を聞く。概ね良いようだ
洗濯機だけが機嫌を損ねて
もう口も利かない様子。ごめんよ。
しょうがないから月曜日に交代だ。
お疲れさんでした。あーホースも
切れてる。20年だからね。

長く付き合ってきた
老木を切る。しょうがないが
寂しくなる。残る子と残らない子
感謝しかない。

小さく外とつながっていく。
今までは内側だったけど
一旦つながっていく。
囲われた自分をいったん開放して
新しい人生が始まるようで
ちょっとうれしかった。

相方も到着し、いろいろ話す。
アイデアもあってそうしようと
頼めるかな?というポイントで
今度は西に行かなきゃ。
あっという間にかいた汗を
拭いながら、みんなに手を声を
信号待ちでは、朝の喧騒が
まだ残っている大通りへ

新しいトンネルを過ぎると
そこからは音楽を掛ける
少し長丁場なので乗って行ける
曲をいくつかまとめてある

大きなトラックと、西に行く
家族連れは、トラックのような
荷物を満載にしていた
あまり多くはないが、やはり何だか
ウキウキしているようだった

じりじりと暑さが増す中で
太陽の白さも増していき
サングラスに手を伸ばした
歳のせいか、眩しい。
いや、夏のせいだろう。
そう思い込んでおく。

3つの国をまたぎながら
友を迎えに行く。
知らない駅は迷いながら
リアルタイムに共有していける
いい時代に生まれたもんだ。
会えないわけがない。
会えるに決まってる。

一期一会。一宿一飯。
実は今日はもう来ない。
明日は来るかもだけど
今日はもう二度と来ない。
同じ時代に生きて、会えることが
奇跡に近いこと。今日のこの日に
沢山の場所から一直線に
ここに集まってること
これがもう奇跡だな。

笑顔で出会えた。よかった。
少し暑いが、歩こう!と
灼熱のアスファルトの
歩道のない道を、話しながら歩く
今日は楽しみだね!
結構久しぶりだね!
初めましてだね!
どんどん道は細くなっていく
そしてカレーのいい香りと
7月の蒼い海原のようなうねりが
ゆっくり目の前に現れてきた。
https://kknatsumi.biz/l/m/TOCt5nqQEQGFMt

会えた友に先輩に感謝と愛をありがとう。

では!また明日!

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