こんばんは菊池組・キクチです。
昨日、白鳥が飛んでいくのを見ました。
この冬が終わり、春が来るという事は、
また次の冬に近づくという事であり、
なぜか悲しさを感じてしまいます。
今日は春分の日。
昼の長さがちょうど中間の日。
明日からは1年のうち、どちらかというと日が長い方、そして日の高さが高い方になりますね。
昨日の昼に、彼岸という事で実家に呼ばれ、子どもを連れて行ってきました。
むつ市の昼の最高気温は5.8℃でしたが、
同じ頃、実家の和室の室温は7℃しかありませんでした。
実家は築55年くらいですが、
35年位前と、25年位前にリフォームしておりオール樹脂サッシ(Low-Eではないペアガラス)が入っています。
外壁にはGW10K?を100mm入れてあり、床にも天井にもショボイレベルとはいえ断熱材が入っていると思いますが、中途半端な計画で改修工事をしているので断熱が連続せず、床から壁の間の気流が止まっていません。
この状態になると壁断熱も床断熱も天井断熱も本来の力を発揮しません。
断熱が「効いていないのです。」
高校生の頃まで廊下においたジュースなどが凍っていたのが、凍らなくなっているので多少は改善されているのでしょうけど。
樹脂サッシを入れたから、断熱材を入れたから快適になるわけではありません。
私が住んでいたアパートも同様。
どちらも恥ずかしながら私の父のやった仕事。
当時すでに本物の高気密・高断熱のつくり方は知っているし、ほとんどの新築では実践しているはず。
当時、アパートはしょうがないと思っていたのか。
改修案件はある程度しょうがないと思っていたのか。
断熱・気密の事を知っているふうでも全然わかっていないプロ。
正しい方法を知っているのにやらないプロはたくさん居るので気をつけましょう。
続きを読むには会員登録が必要です。