こんばんは!
マルトの澤田です。
一昨日は、弊社が加盟する滋賀県木造
住宅協会の年次総会でした。
こういった総会とか団体って
良いイメージが無いみたいな話を
お客様から聞いた事がありますが
怪しい宗教団体でも、ヤ○ザの集まり
でもありませんのでご安心下さい
県内の工務店が集まり、国や県から
情報収集したり、補助金の事務局、
収集した情報を元にしたセミナーや
勉強会、工務店同士の横連携で、
技術力のアップなど、より良い業界、
工務店となるよう作られた団体です。
1年間の報告や予算の確認はもちろん
今年一年の活動予定も報告します。
こういった総会での付き物と言えば
基調講演
例年は業界関係者や大学教授など、
先進的な取り組みをされている方を
お招きするのですが、
今年は経済に詳しい方を御呼びしました。
業界の事ももちろん大事なのですが、
コロナ後に待っていたのは、急激な
インフレ(かな?)の世の中。
戦争もまだ終わらず、円安はどんどん
進んでおり、まだまだどうなるか
わからない世の中。
業界だけでなく、全体の流れを
見ておかなければ大変な事になる
のではと思い、御呼びした次第です
そこでのお話しが今日のお題
大変興味深い話でした。
業界の話ではありませんが、政界も
含む、世の中全体の流れがわかる
ような講演で、大変為になりましたね
概ね、経済状況は予想している通り
で、まだまだこれからも余談をゆる
さない感じです。
つまり物価上昇はまだまだ続きそう
給料を上げましょうと日本全体が
動いていますから、もちろん原資
が必要です。
デフレ時代の商品価格では賃上げは
かなり厳しい。
色々なお話しがあって本当に為に
なったのですが、まとめとしては
これからは”質の時代”だという事
デフレ時代の雄、ユニクロのファースト
リテイリングがとんでもない賃上げを
されたのは、大きなニュースとなりました
ので皆様ご存知かと思います。
うまい棒もたった2円ですが、
2割アップです。
2割と言うとエグイですが、2円と
聞くと「それだけか」に聞こえ
てしまうのが恐いですが、とにかく
どの業種もとんでもない価格上昇
をしています。
先程のユニクロですが、全てでは
ないものの、約3割の値上げを
しているんですね
3000円の服なら約1000円アップして
いる計算になります。
なのに、業績は過去最高益だそうです。
それは何故か?
消費者向けに調査をした所、同じ
ファストファッション系(H&M、ZARA
、しまむら等)に比べても、更には
他のファッションメーカーと比べて
も品質が良いと答えた方が大多数だった
そうです。
単価のアップは痛いが、それでも品質
が優先。
つまりこれが、アフターコロナの経済
で重要なポイントになるという事です。
価格が上がる以上、購入する商品は
吟味したい。
より消費者の目は厳しくなる
でしょうが、その目の期待に
応えられる品質で無いと
生き残れないという事です。
業界内でも二極化してきている
といわれてましたが、今回の先生も
経済は二極化してきていると
話されてました。
質が伴わない商品は、価格だけ下げて
も生き残れない。
価格を下げる努力はもちろん必要
ですが、それに対して品質を
落しては意味が無いという事ですね
価格に見合った、価値のあるものを
作っていけるかが、これからの時代
のスタンダードなんだと再認識した
講演となりました。
ではでは
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