こんばんは
Mulberry House 桑原人彦です。
朝、晩は過ごしやすくなり
秋の訪れを感じる
毎日になりました。
今回は全国の工務店が
集まってつくったサイト
「家づくり百貨」の意義に
ついて書きたいと思います。
参加している仲間の
工務店さんはすでに
色々と書いていると
思いますが、ここは
あえて時期をずらして
書きます。笑
きっかけはYoutubeでおなじみ
姫路の工務店、クオホームの
本田さんの呼びかけでした。
いわゆる紹介ビジネスに
対するアンチテーゼとして
今回のサイトを立ち上げたいので
協力してくれる工務店を募る。
簡単に言うとこんな
感じだったと思います。
紹介ビジネスに関しては
こちらのコラム↓
でも書いた通り
私も快くは思っていなかったので
参加に迷いはありませんでした。
そしてクラウドファウンディングで
資金を集め、いろいろと紆余曲折もあり
またコロナもありで予定より期間は
かかりましたがこの度のサイト
オープンにこぎつけたというわけです。
実務も忙しい中、全国を廻っての
動画撮影やサイト内容の
打ち合わせなど、本田さんには
本当に精力的に活動して
頂き感謝しかないです。
「家づくり百貨」を作った
意義ですが・・・
もちろん家づくりを
どこに頼めばいいか
迷っている、方々への
救いの手という側面が
大きいですが、それ以上に
工務店自らが動き
企画し協力して作った
という事が非常に大きい
と個人的には思っています。
ここからは私見ですので
違う意見もあろうかと
思いますがご了承ください。
工務店は家を造ることは
得意ですが売ることは
苦手なところが多いと
思います。
集客やイベント企画
自社PR等、もちろん
得意としている会社も
あるかと思いますが
総じて苦手ではないかと
感じます。
もちろん私も苦手です。笑
ただ、だからと言って
紹介ビジネスに登録とか
何かのフランチャイズに
加盟するとか、
住宅系コンサルティング
の商品を買うとかは
一切考えませんでした。
永年、というか今現在でも
工務店業界はそういう
胡散臭いコンサルや
紹介ビジネスなどの
草刈り場となって
しまっています。
それらを導入した会社の中で
うまくいっている会社も
あるかとは思いますが
大抵はうまくいっていない
という印象です。
あくまで印象です。笑
何故そう思うかと言うと
売り上げが上がらないのに
高額なコンサル料を支払ったり
紹介所に請負契約金額の
中から高額な紹介料を
払ったりと、それらに
お金を吸い取られまくるからです。
規模の小さい工務店に
とってはそのようなお金を
支払って利益を削ることは
死活問題です。
だからこその
家づくり百貨なのです。
工務店が自分の頭で考え
動いて自分で造る家を紹介する
コンサルも紹介ビジネスも
フランチャイズなどには
決して頼らない。
尊いと思います。
私が思うに・・・
生産者が自ら生産した
ものを売る努力を
他人に任せてしまった業界は
衰退していくと思っています。
農業なんかがそうじゃ
ないかと思います。
(あくまで私見です。)
苦手なところは
農協任せ。
家は、造る我々が
苦手だろうが、めんどくさかろうが
自分の頭で考え自分で動き
売る努力を惜しまない事が
造ることと同じくらい
大切なことだと思います。
家づくり百貨はまさに
それを実践していく
取り組みだと思います。
もちろん家づくり百貨に
頼りすぎるのではなく
各々の工務店が自身で
売る努力を惜しまない
事が大前提ですが。
今後の動きに期待して下さい。
今回はこの辺で
また次回をお楽しみに
してください。
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