みなさん、おはこんばちは。
大塚工務店四代目、伸二郎です。
久しぶりのシェアになってしまいました。
本年も宜しくお願いします。
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「あの時、何もできなかった」
と思う人は、
「次はきっと、何かできるようになりたい
と強く思うでしょう。」
それが、僕らのエンジンです。
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これは、
昨年放送された朝の連続ドラマ小説
東北の漁業と林業を舞台にした
「おかえりモネ」の一説です。
故郷の離島が津波に襲われたとき
たまたま地元を離れていた主人公モネの
積年の自責の念について、尊敬する
先輩が励ました言葉です。
かく云う僕も、あの1月17日、
地元明石を離れて、信州にいました。
高校二年生のことです。
このことは、いつかの今日、
ブログに綴りました。
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建築や土木などの人為が、
地形や風景を遮るために使われる世界。
そうではなくて、
建築は透けるようにつくり、
地域固有の素材を纏わせる。
土を掘り、建築する行為の禊の意味も込めて、
掘った土を庭に築山にして、元の地形に戻す。
そこに、自生の在来種の苗木や樹々を植える。
少なくとも硬い舗装で蓋をすることなく、
土を見せるに留めることで、
緑が戻ってくる。
かつての里山集落のように、
人の営為が、地形や風景の一部になるような、
風土と暮らす木の家をつくっていきたい。
そんな想いで、家つくりを重ねています。
あれから27年。
大人になった私たちは、変わらない、
つづく原風景を残せているだろうか。
こどもたちが将来、四半世紀を
振り返ることができるような。
どうか今日の日が、穏やかでありますように。
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