凰建設の森です。
本日は午前中はデスクワーク。
お昼からはお施主様の家に。
netatomoのデータを見る限り
暖かい生活をされているので
安心して伺うことができます。
断熱性の高い家に住むと、
世界が変わります。特に冬。
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/t278fIt5hRI96R
一日の間の室温差湿度差が、
高いレベルで一定になります。
CO2濃度は低いレベルで安定。
今の時期、暖房をしなくても、
窓の日射と保温の
コントロールだけで
室温が20℃以上あったりするし
ちょっと暖房を入れれば、
24℃で絶えず一定なんていう
生活だってできてしまう。
高断熱の家に住んで、最初の
一年目は、おっかなびっくり
暖房を入れたり切ったり。
そして実家やアパートが
寒すぎた分、18℃位の
室温でも十分だと感じたり。
思ったよりも暖房費が
かからないことがわかると、
2年目からは少し贅沢に。
18℃ではとても我慢できず、
設定温度は20℃22℃24℃と
どんどん体が贅沢になります。
どんな温度で過ごすかは
勿論あなたの自由。
暖かい家を手に入れた人だけの
特権と言っても良いかも。
ただ、一つ覚えておいてほしいのは
家の高断熱化は、省エネの為
というのも大きな目的であること。
私たちは地球にたかるシロアリや
癌細胞と言ってもいいような存在。
今のまま地球を蝕んでいくと、
そのうち地球もろとも滅びる事に。
だから、地球の持っている
生産量以内で暮らしていけるよう
資源の暴飲暴食を控えましょう。
というのが省エネ住宅の根幹。
今までと同じエネルギー使用量で
今までよりもはるかに暖かい
生活が出来るようになった。
それでは省エネにはなってない。
今までより少ないエネルギー使用量で
生命の危険などに晒されることのない
生活が出来るようになった。
これなら省エネになっています。
2030年、住宅業界の削減率目標を
ご存じでしょうか。
66%です。
すごく単純に計算しますと、
アパートや建て替え前の家で
冬に2万円の光熱費だった人が
新居に移ったら6730円になった。
それが66%削減という事です。
今から家を建てる全ての世帯が
そういう風になったとしても、
2030年時点では、建て替わっていない
家の方が多いので目標は未達成。
国全体で46%削減と聞くと、
それは大事だ、是非やろうと
みんなが言います。
じゃあ、一人一人が家庭で使う
エネルギーを66%削減するために
家の内外温度差を66%削減して
生活をしてくださいね。
と言われると、そんなのは嫌だ。
どんな生活をしようが個人の自由だ。
みんなが言います。
総論賛成各論反対。全体目標は
それでいいけど、自分の負担は軽く。
と、みんなが思っているから、
日本の省エネは進みません。
暖かくすることは高断熱住宅の特権。
しかし、地球の環境の為というのも
少し意識してもらえると嬉しい。
無暖房で20℃の室温であれば、
少し着れば暖かく過ごすことが可能。
そこをわざわざエアコンを使って
24℃まで温めなくてもいいと思う。
電気やガス、灯油はお金を出せば
買えますが、地球の資源は、実は
取り返しがつかないものになります。
快適な暮らしと、地球環境。
是非、バランスを取った生活を
送っていただければと思います。
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