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株式会社 菊池組

ついに暴露する

いつもありがとうございます。
菊池組・キクチです。

今日は子どもの運動会のため14時頃までお休みを頂いておりました。

むつ市の最低気温は8℃。

最高は16.8℃まで上がったものの日差しが出るタイミングもほとんどなく、
かなり寒い運動会でした。
(事務所は午後も暖房つけています)

小学校の運動会もこれで最後。
ちょっと寂しいですね。

さて、

私は、今週月曜日から

青森県内での構造の講習会に参加したり
パッシブハウスジャパンの仙台での勉強会を主催、運営したり、
地元の建築士会の通常総会があったり、
仙台での勉強会で講師として招いた鎌倉寿建築研究室の鎌倉寿さんが我が家を訪問したいとの事で、その後で朝から晩まで一日中デートし、トータル10時間位は語り合うなど、

情報交換、近況報告、意見のぶつけ合いなど、刺激のある1週間でした。

そんな中でムラムラと?モヤモヤと?思う事が。

私自身は田舎工務店の割には、

全国各地のいろいろな「良い家」を見てきた方だと思います。

「良い家」の定義は様々ですが、

たとえば建築的に美しかったり、地域に合った居心地のよさや暮らしの愉しさが建物の力により生み出され、ワクワクして生活できそうな家。

パッシブハウスなど飛び抜けた性能を持つ家や、温熱環境や設備の工夫などで新しい取り組みをしている家など。

「良い住宅」というのは感じる側それぞれではありますが、

住まい手だけでなく、その家族の未来やその地域の幸せに寄与できること、
社会を良い方向に導くことができること。

そういった力や可能性を持つ住宅であると私は思います。

そして、

そういった「良い家」を生み出し続けているつくり手や、

これからもっと「良い家」を生み出せるようにと努力しているつくり手、

そういう方々と数多く接し、語り合ってきた方だと思います。

「家づくりを通じて世の中をよくしていきたい」という思いを持って勉強を続けているつくり手かどうか、というセンサーは発達している方だと思います。

そういう熱い思いで勉強をするのではなく、

勉強しようという動機が
「世の中のニーズがこういう方向になってきたから」とか
「この地域ではこういう住宅を建てている会社がまだ少ないから」
そういう人たちもいる。

「こういう家にした方が売れる」とか
「こういう家にした方が利益が出せる」というと印象は悪いですが、商売である以上、会社経営を良い方向に導き、経営にとってプラスになるように努力をしないといけませんし、倒産せずにその地域で事業を続ける事がすまい手のためになります。
また、利益が出れば東京や外国にではなく、地元に多くの税金を納める事になる地域工務店が健全に収益をあげる事自体、その地域のためになります。

私が酒を飲んで語って楽しいのは「家づくりを通じて世の中をよくしていきたい」という思いを持った人達なのですが、ビジネスビジネスした人からも学ぶことは多くありますし、そういう方は私達が知らない情報をたくさん持っていたりします。

最も苦手なのは勉強する事すらせず、法律改正や制度改訂されるようになった経緯も理解せずに愚痴ばかり言い、わからないというのでこちらがわかりやすいように説明すると、やらない言い訳や話のすり替えをするような不勉強な会社。

このような人とは勉強の場では交わることがあまりないのですが、地元の同業の集まりだと接する事がありますし、業者の中での割合を見ると世の中のかなりの割合の工務店は勉強をしていないのだろうと思います。

長くなってきたのですが、
まだまだ続きがありますので、あとで続きを書きたいです。

ところで、

「スーパー工務店」という言葉がありますよね。

自分的にはさっき話したような熱い思いを持って「良い家」をつくる工務店、そういった人達からも「スーパー」な存在だと認められる工務店こそがスーパー工務店なのではないかと思いますが

「スーパー工務店」はもともと建築知識ビルダーズ誌(エクスナレッジ刊)がつくった言葉。

「家づくりに思想をもち、設計、施工力や持続性・公共性・先進性などを高い水準で備えている工務店を呼ぶ」との事ですが、

このスーパー工務店という言葉が巷では一人歩きし、私が見ると到底上記の条件を満たさないような会社にも使われているように思います。

そんな建築知識ビルダーズ、5月27日発売号の
「発掘!NEXTスーパー工務店」というコーナーで、

私がスーパー工務店を推薦する事になりました。
推薦を担当するにあたり、

キクチ
「私自身がスーパー工務店でなく、ただのラーメン系工務店なので、推薦人は辞退させていただきます」

編集
「いやいやラーメン系工務店がスーパー工務店を推薦してもええんやで」

キクチ
「肩書のところをラーメン系工務店・キクチにしてくれるなら考えます」

編集
「それはできんのやで」

そんなやりとりを何度も何度も繰り返し(たかどうかは秘密)

できあがった本がもうすぐ発売になります。

私が思う、本当のスーパー工務店の一人。

↓この人です↓
https://kikuchigumi-mutsu.com/l/m/lP5BIQZmZJBelQ

具体的な紹介は本の発売日以降に。

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