いつもありがとうございます。
菊池組・キクチです。
まず、お知らせ。
明日のお昼の「家づくり百貨」インスタライブは
キクチが前半トークに出演します。
シフトを出し忘れて出演していなかった時期もあり、前半のトークはかなり久しぶりな気がします。
テーマは「家と人と時間」
質問があればテーマに沿っていなくても答えますし、
いつものようにラーメン絵文字での応援をよろしくお願い致します。
昨日のメルマガで少し書いた通り、先日は鎌倉寿さんと丸一日デートしました。
鎌倉寿さんは愛知県豊田市の設計事務所、鎌倉寿建築研究室を主催し、
私がパッシブハウスについて学んできた中で最もお世話になったといえる方。
昨年の日本エコハウス大賞において、外国人実習生のための社員寮「岩村パッシブハウス」
でグランプリを受賞された事でも知られています。
鎌倉さんと過ごした時間は11~12時間?ですので、会話の総時間も10時間以上はありそう。
たくさんの言葉を交わしました。
その中で「自分が生涯で関わる事ができる建築の数、その終わりが見えて来たから、うける仕事の内容については選びたい」という言葉に
「私も同じです!」と言ったところ
「いや菊池さんはまだ若いから!」と鎌倉さんは笑っていましたが、
以前もこのメルマガで話した通り、私がこの生涯で直接関わることができる住宅の数は、もうせいぜい知れている。
「幸せになってほしい」と思えるようなクライアント様たちの仕事と、世の中を良い方向に導く事ができそうなプロジェクトだけで手いっぱい。
私と語り合った事がある人はなんとなくわかると思いますが、家づくりが好きだとか、この人のために良い仕事をしたいだとか、そういう気持ち、モチベーションだけが原動力。
性格がひねくれていて不器用なので、質を下げずに棟数はなかなか増やせないし、直接設計施工できる棟数はやはり限られてしまう。
最近の話ではありませんが
以前、私がセミナー講師として少し関わったコンサル屋さん?と話をした時、
それはおかしいでしょ、イカれてるよ!的な事を言われました。
行列が長くなりすぎて受注を停止する位ならば普通は
・価格を高くする
・スタッフ増員などで年間に請けられる棟数を増やす
これらの対応をするのが普通だろうと。
さらに、その人が言うには、同じエリアの他の会社がどの位の性能で建てているか、どの位の価格で建てているのかを知らないでやってるなんて、信じられない。商売をする上でまずいだろう。
との事です。
私にはどちらもどうでもいい話なのです。
「ビジネス脳」と「作家脳・職人脳」の二元論のような単純な話ではなく、実際にはもっと複雑ですが、私が思う「良い家」をつくっている工務店、設計事務所は、私の方に共感してくれる人が多いと思います。
だから私自身は断熱で集客力・受注力を上げようなんて、微塵も思ってはいない。
ただ、住まい手のために、その地域の未来のためになるように、自身の魂が思う「良い家」をつくっているだけ。
それなのに、
それなのに、、、
うっ、講師で呼ばれたタイトルが、、
もちろんお話させて頂くのは大変ありがたい事です。ただ動機は違うんだ!
そういうつもりでやってるんじゃない!
という事を声を大にして言いたい(笑)
他のお二方も私と同じような気持ちだと思います。
さて、
タイトルは不本意ですが、9月2~3日、ロイヤルパークホテル東京で開催されるJBN全国大会での分科会でお待ちしています。
そういえば今年、この3人でこんなところに行ってはしゃいでいました笑
https://kikuchigumi-mutsu.com/l/m/axArZVaK4t4SsZ
もちろん遊んでいるわけでなく、横浜であすなろ建築工房さんのお仕事を見学させて頂いたあと、私は浴室物干しを造作するのに良いアイディアやアイテムがないか探しに行く、と言ったら付いてきてくれたのでした。2人とも本当に温かく建築愛あふれるので、一緒に登壇できるのが楽しみです。
↓明日のインスタライブの質問はこちらの質問フォームに↓
https://kikuchigumi-mutsu.com/l/m/wTafkQQ6RGBYi8
ではでは。
続きを読むには会員登録が必要です。