凰建設の森です。
本日は新規のお客様の来場。
が2件入っていたのですが、
なんと2件ともキャンセルに。
大体が、ご予約を頂いてから
1か月後や2か月後にやっと
お会いできるという形なので、
他の会社さんで決まってしまう
という方も多くいるかと。
そして新築現場の完了検査。
来週完成内覧会の現場です。
見ていただくのが楽しみ。
その後は本年第一回目の忘年会?
このメルマガが届くころには、
乾杯をしている感じでしょうか。
飲みすぎないよう気をつけます。
さて、本日の話題はこちらに沿って
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/BvKnjFolqKUMKv
一昔前からこのマンションは
話題に上っておりました。
こんな感じの組合ルールが
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/FjKU4NoVL0lXKU
現役を引退した世代の立場で言えば
日中過ごす自分のマンションが、
静かで穏やかなものになるのは
とてもありがたい話です。
もう、自分たちはこのままこの世を
去っていくんだから、何も変えず
平穏にあと10年ほどが過ぎてほしい
と思うのも、まあ理解できます。
自分たちができない事を新しい住人が
やるというのも快く思えない。
結果、新しい住宅設備や新しいサービス
そういったものは規制されていき、
新しい世代にとっては立地以外は
とても住みにくい状況に。
結果、マンション自体の資産価値が
相場よりもぐっと下がってしまう。
一部の人の既得権益を守る為
全体が貧しくなってしまうのは、
今の日本の社会の縮図です。
全体が豊かになる事でも、
自分にとって不都合なのであれば、
嫌だなと思うのは人の心情として
当然のことではありますが、
それをどこまで自制できるか。
公の心を持つことができるのか。
マンションの例で言えば管理組合理事。
日本全体で言えば既得権益を持つ層。
それらの人に求められる資質です。
よく、高齢者層がやり玉に上がりますが
そうでもありません。若い人でも、
既得層になったとたんそういう考え方に
なりがちなのが日本人です。
よくあるのが、部活のしごき。
1年生の時に理不尽に扱われた。
上級生になったら既得層です。
やっぱり新しい1年生を顎で使う。
そんな村社会的な組織は今でも
日本中いたるところに存在します。
住宅業界においても全く同じ。
新しい物、便利な物、
より厳しい基準というのは、
今後家を建てる人にとっては、
プラスの影響の方が大きいです。
しかし、もう既に家を建てた人に
とっては、自分よりも良い家が
出来るのはあまり面白い話ではない。
また、作り手としても、技術革新で
新たな商品を開発する際には、
今まで作ってきたものを否定する
というのが少なからず発生します。
結果、現状を変える事には反対
という意見が業界の中でも
多数を占めて行ったりするわけですね。
例えば先日開催された
建築物の脱炭素化に関する専門委員会
住宅業界の最大規模の組合団体である
住団連の代表者が発したコメントは
要約すると、
俺たちが出来る範囲の性能向上に留めろ。
俺たちの仕事がなくならない様にしろ。
になります。詳しくはこちら
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/FNkqjK2IOf9Sqv
※1:01:00~1:07:30をご覧ください。
彼らは彼らの既得権益を守ることに
精一杯なんだと思います。
従業員さんの生活が掛かってますので
仕方ないと言えば仕方ない。
では、住宅業界で働く人の為に
その他全員の国民が我慢をするべきか。
違うと思います。より多くの人が
豊かになることを選ぶべき。
とりあえずの戦後復興から始まった
日本の住宅政策は、まだまだ改善の
余地だらけになります。
今後も、今回のような大きな
基準変更が続いていくかと。
基準変更が決まってから、慌てて
会社の体制を作るのは、
泥棒が来てから縄をなうようなもの。
基準変更の動きや問題提起が
起きた瞬間から会社の体制を
整えておけば別に慌てる必要はない。
恐らく、あなたの業界でもそう。
どうもこれからは、新しいやり方が
出てくるらしいと聞いた瞬間に、
それを先取りしておけば、
法整備がなされた時には
何も慌てる事はありません。
商品寿命の長い住宅だと、
その重要性は特に大きいです。
今のスタンダードではない。
20年後30年後のスタンダードを
目指して家を建てるべき。
あなたの周りでも、あなたが
豊かになろうとするのを良く
思わない人がいるはずだし、
あなたを昔のルールで
縛ろうとしてくることが
あるかと思います。
住宅業界は変わりつつあります。
日本の社会の縮図に負けないで。
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