この物件はアカンやつです・・

こんにちは仲田です。

今日は朝から現場で墨出し作業。

墨出しというのは
壁の位置がどこになるのかを
二重床の上に印をする作業です。

こっちの下地から
ニーイチヨンゴーが枠の位置で、
そこからイチサンマルバックが基準。
そこからさらにヨンジューずれたのが
トイレの壁の基準～

この建具は位置はこっちの壁の
ボードヅラが基準で、
そこからロクハチイチテンゴ
に枠を合わせて、そこから
下地幅キューキューマル確保～

・・・
という呪文を唱えながら
現場は進むのでした（笑）。

戸建ては骨格が決まっているので、
こういう作業はないですね～。

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この物件はアカンやつです・・
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久しぶりに物件情報をチェック。
いろいろな条件を見てます。

で、こんな物件が・・・
https://n-style-renovation.jp/l/m/bCyfaur19CWD36

リフォーム済み物件です。

周りに隣戸がない！
ルーフバルコニーがあって、超開放的。
最上階だからなんですね～　(@_@)

今まで見たことないですね、こういう条件。

さて、この物件。

説明をみると、
玄関ドアと、窓サッシ交換済みとのこと。

で。

ペアガラスが施工されているから
断熱性能、防音性能に優れ
快適にお住いいただけます、

という説明がされてます。

これ、もう、詐欺じゃないの？
という説明ですね。

当然、断熱補強はしてないでしょうから、
夏は四方+天井から安定的に
「自然暖房」される環境。

当然、エアコンなんて
全然効かないでしょうね。

冬は風にさらされて、
壁の結露はもちろん、
ペアガラスは普通に結露します。
枠とかもベタベタになるでしょう。

こういう物件条件の住まいを
何も考えずにただキレイにして
販売をする・・・

何も知らない人が、

最上階だし、内装もキレイになったし、
安いし、サッシも交換されてるし、
これいいじゃん！

って買う羽目になる・・・

暮らしてから
その過酷な環境に気づく・・・

この物件って実は
そうとう面白いポテンシャルがある。

周りに何もないし、
広いルーフバルコニーも魅力。

でもこれを生かすには
やっぱり断熱性能向上が必要。

日射遮蔽とか、いろいろ工夫もいる。

そうした目に見えない部分を
しっかりと対処して、そのうえで、
暮らしやすさを工夫できる
設計能力があれば、
かなりユニークな住まいになりそう。

なのに、何も考えずに
リフォームしちゃうんだもんなぁ・・・

こういう事例を見ると、
マンションの既存改修では
断熱工事を義務化して欲しいくらい。

ちゃんと検査ありで。

こうした、
あまり建設的ではない評価、
はしたくないけど、

エネルギーを大量消費するし、
環境を生かせないし、
無駄にコストをかけるし、
とにかくもったいない！

と思ってしまい、つい、
メルマガで愚痴ってしまいました　(;^_^A

基本的にリフォームでは
断熱補強をすることは
まずほとんどありません。

まあ、リノベでもですけど・・　(;^_^A

だから、もしもどうしても、
リフォーム済み物件を購入する
という選択をするのなら。

角部屋、最上階、1階
という外部に大きく接する物件は
購入しないでくださいね。

必ず中住戸にしましょう。
まだ影響は少ないので。

でもほんとうは、

ちゃんと断熱補強をするリノベを
して欲しいんですけどもねぇ・・・

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編集後記
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見学会のお申込み、
早速たくさんいただいております～

ありがとうございます～～(^▽^)

20枠のうち6枠終了。

日時調整中の方が2～3組いるので、
たぶん残りは10枠くらいかしら？

希望の日時が埋まる前に
お早めにご予約くださいね～～

来週には
ホームページでも告知します～

ご予約はこちらから～
https://n-style-renovation.jp/l/m/enmb92nTRyPUrP

ではではこの辺で。