こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
ごめんなさい。
打ち合わせが長引き、遅配です。
どうでもいい話から。
暑すぎるので、
麦わら帽子をかぶることにしました。
私に会ったことない人は、
背が高い印象がないようですが、
私185cmあります。
ハット系の帽子をかぶると、
背がより高く見えるので、
できたら避けたいのですが、
この暑さですし、
男性も日傘をさす時代なので、
のっぽの麦わらを見かけたら、
暖かい目で見ていただければ幸いです。
(傘は苦手)
さてさて、
もう、本当にありがたいことに
忙しい日々です。
こども園の設計もやっているのですが、
3人でやっているので、
温熱だけを担当するつもりが、
私のプランを気に入っていただいてしまい、
プランの調整を今朝からバタバタと、
なんとか、打ち合わせに間に合い、
ようやく、事務所に今戻ってきました
今日の打ち合わせで、
プランの方向性がきまり、
細部のプラン調整は仲間の女性建築士。
仮園舎はベテラン設計事務所のおじさんに
お願いし、
一旦、私の手から離れ、
プランが固まれば、構造と温熱計算を私が担当します。
ほっと、一息です。
ちなみに、このこども園は
G3性能で設計する予定です。
実は今日、園の理事長からの依頼で、
今年、完成した呉市広の保育園の視察に行ってきました。
最新の幼稚園事情を見てほしいとのことだったのですが、
とりあえず、暑い。。。
こどもたちの昼寝時間に行ったのですが、
(子供の寝顔はいつもみてもかわいい)
保育室と廊下の温度差が激しい!
この理事長の話では、電気代が月12万円とのこと。
年間144万円。
古い保育園なら、わかりますが、
信じられない。
あとで図面を見てみると、
屋根の断熱材が厚み100mm
プレゼントデザインでは300mm入れるところです。
幼稚園、保育園、こども園は
たくさんの人数が集まり、
昼間だけ使用される施設です。
冬は人が集まれば、暖かいですが、
夏は暑い。夏対策がとても大切です。
それを屋根の断熱材がグラスウール100mmって、
建売住宅と変わらない性能を
子供たちの環境に使うなんて、信じられない。
換気もすごくて、
三種換気なのですが、
給気がとても大きなガラリ。
バンバン、暑い空気が入ってきます。
なぜ、こんなことが起きるのか。
幼児施設の設計は専門の設計事務所があったりします。
この保育園はある有名な幼児道具を売っているメーカー。
業界では知らない人がいない会社なのですが、
その会社が幼児施設の設計部門を行っています。
子供たちが安全、安心、使いやすい道具をつくるのは
得意なのかもしれませんが、
室内環境に関しては、知識がないのでしょう。
とんでもない空調計画をしています。
とりあえず、保育室が涼しければいい。
ということです。
ちなみに小さなお子様がいらっしゃる方はご存知かと思いますが、
夏や冬に保育費とは別に冷暖房費というのを
園に支払っています。
そして、こども園は、
建設費の半分が、国から補助され、
1/4が市町村から、補助されます。
はい、3/4は税金、あなたのお金です。
私たちのお金をつかい、
光熱費をたくさん払わなければならない、
園をつくっているというわけの分らない状況です。
園の視察後、
2年前に完成した私たちが設計したこども園で
打ち合わせしたのですが、
とても涼しい。
光熱費も4-5万円ほどとのこと。
電気代が高い個人住宅と変わらない。
ほっとしました。
私はもともと、
住宅以外の仕事もたくさんやってきているので、
ご自宅以外のご相談もお受けできます。
会社、工場、病院、
老人ホームなどなど、
お手伝いできることがあれば、
ご相談ください。
設計は来年以降になることだけ、
ご了承ください。
それでは、また次回。
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