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クオホーム

くず土地が一等地になる思考

こんばんは
クオホーム本田です。 

本日は午前中に建築中の現場確認。 

午後からは敷地調査の
依頼があった土地を確認しに 
少し田舎のエリアまで足を運んでいました。 

久しぶりに斜面地の現場を見て、 
改めて「高低差がある土地」って
奥が深いなと感じた一日でした。 

土地の高低差。 
これ、一般的には「マイナス要素」です。 

不動産のポータルサイトなどでも 
価格が安くなってる物件って、 
大体この高低差があるケースが多い。 

でも、ここに家づくりの面白さがある。 

私自身は「高低差があるからこそ、 
その土地にしか出せない
空間がつくれる」と考えています。 

平らな土地に四角く建てるのが
王道ですが、  それだけが正解じゃない。 

例えば、駐車スペースから玄関まで 
階段を数段登るアプローチ。 

そこに石や植栽を添えたりして 
雰囲気をつくると、それだけで 
高級感や趣が感じられるんです。 

もちろん、高低差のある
土地で気をつけるべきは 
造成費や土留めの費用。 

擁壁をしっかり組もうとすると、 
場所によっては数百万円単位で
予算がかかる事もあります。 

でもここに「築山」という
考え方が有効です。 

コンクリートやブロックで
ガチガチに固めず、 
土を自然に盛って
やわらかく地形を整える方法。 

ナチュラルな仕上がりになり、 
お庭との一体感も生まれやすい。 

何より見た目がやさしい。 

しかも、築山なら予算も抑えられる事が多い。 

私の経験では、 
「ここ、ブロックで仕切るとお金がかかるし、 
なんか武骨になるな…」という敷地でも、 
築山処理にする事でコストを抑えて 
しかも格好良く仕上がった
事例がいくつもあります。 

実はこういう工夫って、 
一見デメリットに見える土地でも 
“設計の力”で価値を引き出す技。 

高低差のある土地って、 
確かに万人ウケはしないかもしれません。 

でも、だからこそ
安く売られているし、 
買ったあとに“設計で
逆転”するチャンスがある。 

この逆転が気持ちいいんですよ。 

土地を買うとき、
「この土地、安いけど…」と 
不安に感じたら、そこで
終わるのではなく  「じゃあ設計で
どう料理するか?」の目線が必要です。 

実際にその目線があったからこそ 
高低差のある土地をうまく活かして 
眺望を確保したり、プライバシー性の
高い中庭をつくったり面白い
家が完成した例がたくさんあります。 

私の個人的な見解ですが、 
土地は“見た目”ではなく“活かし方”で
評価すべき。 

高低差がある土地は、 
それだけで“可能性が眠っている
土地”とも言える。 

見方を変えるだけで、 
土地探しはもっと面白くなりますよ。 

ご参考に。 
では、では。

追伸
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