水戸工務店代表の小林弘典です。
暑くなったり寒くなったり、
なかなか安定しないですね。
体調を崩さないように気を付けましょう。
私はと言うと、現在4棟のプランニングが同時進行中。
すこしお待ちいただいている状況ですが、
風邪でも引くと本格的にヤバい、、、
お待たせしている方には申し訳ありません
頑張っていいものを造りますので、
少しお時間をください。
さて、明日から新年度ですね。
何度かお知らせしていますが、
ついに建築基準法が改正になります。
明日から建築工事が始まる物件には、省エネ性能の適合義務が出てきます。
もっとも、義務化されるのは、
1999年の基準ですから、非常に低レベル。
この義務を守っているから良い、と言うわけではない、
という事だけは覚えておいてください。
構造的な視点では、「四号特例」の縮小があります。
これまで木造2階建て以下の住宅は
建築確認申請時の構造に関する審査が一部省略されていました。
これからはより厳格に審査されるようになります。
これまでの問題点は、審査は省略されていましたが、
不要だったわけでない、というところです。
今までは審査が無いのだから、木造2階建ては構造の検討が不要、
と勘違いしていた人もいるくらいです。
それが、今回の法改正では審査されるようになりました。
より安全側になることは間違いありません。
ただ、検討していなかった人が検討する、ということは、
今までよりも審査の数も何倍にも増えますので、
審査期間の長期化と、審査手数料の増額が出てきます。
今まで真面目にやっていた弊社のような工務店は
やることは何も変わらないのですが、
余計に時間がかかるようになり、費用も増える。
20年前の構造計算書偽装事件もそうでしたが、
真面目な会社も一緒に規制してしまうことになるので
本当に余計なお世話、なんですよね。
構造計算書偽装事件についてはコチラを↓
https://m-mitok.jp/l/m/hbSZ8du06cvh3f
日本でも性善説は通用しない、、、
そう考えると悲しいですね。
ちなみに、今日までに工事を開始している物件は、
法改正と関係なく旧基準で造られているかもしれません。
明日からの基準を満たしていないものは、
これから購入する新築物件でも、現行の基準を満たさない、
「既存不適格物件」になる可能性があります。
これから完成物件を買う、と言う方がおられるなら、
その点を注意してください。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。
それでは!
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