皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)
本日は日曜日で
HPの週一ブログの日
速さと量の決定的な違い
について書いた記事を
メルマガでも配信させていただきます
長男が人生最後の春休みを終えて
無事に岐阜へと帰りました
いよいよ社会人
この前赤ちゃんだった
ような気がしますが
あっという間だったなとww
帰省中があっという間だったと
言っていたので
それほど充実していたのでしょう
同じようにこれからも
楽しんで人生を
切り開いて貰いたいですね
本当にあっという間なので
子育て真っ只中の方には
大変な事は多いと思いますが
今を楽しんでいただきたいです
さてそんな本日は
速さと量の決定的な違い
というちょっとマニアックな話
先日お引渡し前の物件にて
いつも通り風量測定を行いました
ここで出て来る単位
m3/hとm/s
この2つの違いと
現場での使い分けです
どちらも
空気の動きを表す単位
でも意味は全く違います
m3/hは
どれだけの量が動いたか
m/sは
どれだけの速さで動いたか
量なのか
スピードなのか
例えていうなら
水道の蛇口から水を出した時
その水の勢いがm/s
バケツにたまった
水の量がm3/h
ここを分けて考えることが
とても重要です
例えば換気
24時間換気は
室内の空気を
一定量入れ替える仕組み
必要なのは
空気の“量”です
部屋の体積に対して
何回入れ替えるか
ここから必要な風量を出す
だから単位は
m3/hになります
設計値があり
計算があり
その答え合わせとして
実測があります
つまり換気は
m3/hで評価する世界
ここは明確です
一方で当社で言うと
床下エアコンのガラリ
ここになると
話が変わります
見た目は同じグリルでも
スリットの幅
内部の形状
開口率、抵抗
製品ごとにバラバラですね
つまり
見えているサイズと
実際に空気が通る面積
これが一致しない
ここが一番のポイントです
本来風量は
風速×断面積
で決まります
でも
断面積が曖昧だと
m3/hは正確に出せない
数字は出せても
意味のある数字にならない
ここで無理をすると
設計上はOKでも
体感はズレる
ということが起きます
なのでこういう場所では
まずm/sで測り
風速を見る
どれくらいの勢いで
空気が出ているのか
これを確認する
なぜなら
速度は嘘をつかないから
面積が曖昧でも
流れの強さはそのまま出る
そして
人の体感とも一致する
風が当たる
風を感じる
この感覚は
m/sに近い
だから
床下エアコンの吹き出しや
ガラリのような場所は
m/sで評価する方が
現実的で合理的です
逆に
換気の吸い込み口や排気口
レンジフードなどは
空気をどれだけ引っ張れているか
ここが重要です
つまり量という事
だから
m3/hで評価する
ここをm/sだけで見ても
必要換気量を
満たしているかどうかは
分からない
使い分け
これがとても大事です
さらに言うと
この2つは
対立しているわけではなく
本来はつながっています
風量=風速×面積
現場では
その“面積”が
正確に取れるかどうかで
使う単位が変わる
そう考えると
とてもシンプルです
換気のように
面積も機械も決まっている場所は
m3/h
ガラリや吹き出しのように
面積が曖昧な場所は
m/s
そしてもう一つ
大事な視点があります
それは
数字と体感のズレ
m3/hが合っていても
空気の流れ方が悪ければ寒い
逆にm/sがしっかり出ていれば
体感として
空気が動いていると感じる
つまり
数字だけではなく
空気の流れを
どう読むか
ここが重要です
断熱や気密と同じで
数字はあくまで入口
その先にある
空気の質
流れ方
温度の均一さ
そこまで見て初めて
本当に快適な家になります
創って終わりではなく
実測してみる
測って終わりではなく
何を測っているのか
なぜその単位なのか
そこまで理解する
それが
本当の意味での
“風量の答え合わせ”
だと思います
そしてこれは
性能の話でありながら
暮らしの話です
見えない空気を
どう扱うか
そこに
家づくりの質が
はっきりと現れる
私はそう感じています
それではまた次回(^^)
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