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株式会社 勝部建築

【耐震等級の裏側にある本当の安心】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)

日中はまだまだ暑いですが
朝晩は随分と楽になりましたね
もうすぐ9月
暑さはもう少し続きますが
気温の変化には
誰もが気を付けて
体調管理をして頂きたいです

さて本日は
耐震等級の裏側にある本当の安心
というお話

耐震等級はいくつですか?
と聞かれることがあります

勿論当社は等級3
でも耐震等級は大切ですが
実はここに
大きな誤解もあるのです

なぜなら耐震等級はあくまで
設計段階での数値です
図面の上で計算して
クリアすれば
等級2や3が与えられます

ところが実際の建物は
図面の通りに
きれいに仕上がるとは限らない

釘一本の打込み深さ
筋交いの入れ方
金物の締め付け具合
これら施工の精度次第で
設計通りの耐震性能が
発揮できるかどうかは
まるで変わってしまいます

つまり
等級3だから
安心ではなくて
等級3を実現するだけの
施工品質がなければ
意味がなければ絵に描いた餅

もう一つの誤解は
等級が高ければ壊れない
という思い込み

耐震等級3は
倒壊を防ぐための
強さであって
被害がゼロになる強さ
ではありません

大きな地震が来れば
家具が倒れたり
仕上げ材が傷んだり
暮らしに支障が
出ることはあります

耐震等級を
「盾の大きさ」
だとしましょう
盾が大きいほど
身を守りやすいですが
持ち手が弱かったら
意味をなしませんし
盾があっても
傷ひとつ負わない保証は
ありません

本当に安心できる
家づくりとは
数字や等級だけでなく
根拠に基づいた設計と
根拠を理解した現場施工が
一体となることで
正しく性能を
形にすることです

私たちは等級という
目に見える数字は
あたりまえにしながらも
その裏側にある
「つくり手の責任」を
何より重視しています

海に囲まれた
地震大国の日本で
家族を守り続けるために
「耐震等級の誤解」
に惑わされず
本当の意味で安心できる
住まいを考えていきましょう

それではまた次回(^^)

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