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株式会社 勝部建築

【経年美化という贅沢】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)

今日は当社に就職の
検討したいという
19歳の学生が見学に来ました
人手不足の時代に
とてもありがたいお話
会社を案内し
現場見学に回り
沢山質問に答えて
あっという間の時間でした

当社はこの地域の建築会社では
働き方改革がとても進んでいると
自信を持って言えます

そんな部分が伝わり
現場の雰囲気の良さが
上手く伝わったかな??

しかし現段階で来年の入社を
検討してくださっている方が
もう一人おられます

流石に未経験者二人は
いくらなんでも厳しいかなww
どうなる事やら

さてそんな本日は
経年美化という贅沢
というお話

新築の家は
どれもきれいですよね
壁も床も設備も最新
とても気持ち良い空間

しかしそれは当たり前の事で
本当に大切なのは
10年後20年後の姿です

例えば木の床は傷が増えても
艶を増して味わいが深まります
経年美化と呼ばれる現象
暮らしの記憶を刻んでくれます

安い素材はどうでしょうか
最初はきれいに見えても
数年で表面が剥がれたり
張り替えが必要になったりします

先日お話した外壁も同じ
自然素材を使えば
経年変化しますが

サイディング等の
新建材を使うと
経年劣化してしまう

家は建てた後にも
お金が掛かる事を考える事は
本当に大切な事なんです

省エネ性能も同じこと
10年後も性能が保てるか
そこを見落としてはいけません

断熱材の選び方ひとつで
20年後に差が出てきます
壁の中で垂れたり湿気で劣化すれば
新築時の数値は意味を失います

修繕も時間軸で考えましょう
外壁や屋根の塗り替え周期が短いと
大きな出費につながります
長く持つ素材は安心につながります

大事なのは今の便利さではなく
時間に耐える力を持つこと
見た目の豪華さよりも
年月に耐える骨格が必要です

数字で測る性能だけではなく
持続する快適さが大切
家は完成した瞬間が
ゴールではなく
そこからが
本当のスタートです

例えば10年後の
冬の朝を想像します
窓際に座っても寒くない家と
窓から冷気が流れ込む家では
暮らしの質に大きな差が出ます

20年後の夏を
思い浮かべてください
断熱が効いた家は
少ない冷房で涼しく
効いていない家は
電気代がかさみ
家計の負担になってしまいます

時間を味方にする家は
住む人の体にも
家計にも優しいのです
健康寿命を延ばすことにつながり
医療費を減らすことにもつながります

医療費が減れば
社会保障費の負担が減るんです

また時間軸で考えると
子どもが成長して
独立した後の暮らしのサイズも
大切になりますよね
広すぎる家は
維持費が重荷となり
適切な間取りは
生活スタイルの変化にも
生きてきます

家は未来を描く器
今の事だけに目を奪われず
20年後にどうあるかを思い描き
設計を考えることが必要です

10年後20年後の暮らしを思い描き
時間を味方にできる家を
共に考えていきましょう

それではまた次回(^^)

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