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株式会社 勝部建築

【構造材の安全率】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)

今日は中古物件の
基礎鉄筋検査に行ってきました

基礎はとても健全
立地に少し難がありますが
金額も安いし面白いかなと
ちょっと社内で検討しますww

今日は一点お知らせが
このメルマガを読んでくれている
友達の工務店社長さんから
連絡をもらいまして
一ヶ月くらい前から
メルマガの文章が
おかしく送信されていたとの話
わざわざ対処法まで
調べてくださいました

Gmailでの自動翻訳機能が
原因だったようです
お同じ様になんだか変な文章に
なっていた方がおられましたら
以下のサイトを参考にしてみてください
↓  ↓
https://m-katsuken.com/l/m/MoRziTO4sZhRT9

さて本日は「安全率」
についてのお話

何の安全率??
それは木の強度に関して
木材にはそれぞれ
樹種毎に強度があります

この安全率というのは
わかりやすく言うと
実際に使用される環境や
荷重条件のもとでも
十分安全に耐えられるように
設けられる余裕のこと

一番重要なのは
家を支える構造材です

使う樹種に応じ
その建物の荷重条件で
構造材を一本ずつ
計算するのが構造計算になります

基準強度?安全率=
許容応力度となり
これを超えた強度の材料を
一本づつ選定していくのですが

その計算にも4通りあり
長期 ・・固定荷重
中長期・・3ヶ月程度の積雪
中短期・・3日間くらいのドカ雪積雪
短期 ・・地震や台風

それぞれに詳細計算をし
強度に余裕を持たせて
大きさを決めていく
構造計算では
ここまでしっかりとした
根拠を元に家を支える
構造材の大きさを決めます

このあたりでは
中長期の荷重に関しては
あまり縁がないとは思います
3ヶ月も屋根に雪が乗っている
なんてことはまずありませんから
ですがそれ以外の項目は
とても重要な項目となります

毎度の話にはなりますが
建築基準法や品確法では
木材の強度計算は行われません

国の基準をクリアして
ある程度までの地震に
壁の量だけみると
耐えられるかもしれないですが

その壁が留め付けてあるのは
構造材なのです
その材料の検討がきちんと
行われていない家で
安心して暮らせるでしょうか?

建物の重さや
地震や台風
何年に一度やってくるドカ雪
自分の家はその力に
はたして耐えられるのか

それは一回では終わらず
繰り返しやって来るもの
少しずつ蓄積も
していくものです

住まい手の当たり前が
当たり前ではない業界
スクラップアンドビルドを
繰り返す日本の住宅
数十年で壊すなら
それでも良いかも

しかし家創りの本質は
そこで一生暮らし
価値を持って受け継いでいき
世代を超えて
安心して暮らしていく

求められるのは
そんな家創りです

空き家問題が深刻化する
この時代に家を建てるなら
日本の家創りで横行してきた
負の連鎖を断ち切り
負債ではなく
資産となるような
未来に胸を張れる
そんな家を創りましょう

それはあなたの為でありながら
きっと地球の未来へと
繋がっていくことでしょう

それではまた次回(^^)

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