皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)
以前聞いた講演で出てきた
インディアンの言葉が
それから気になってしまい
ちょこちょこと
見るようになったのですが
今日の一文が
「人と自然に感謝しながら
生きることほど楽しい人生はない」
人や自然への感謝があると
日々の小さなことにも
喜びを感じられ
人生が豊かで楽しくなるという
意味の言葉でした
大切なことですね
今の環境が当たり前になり
ついつい忘れてしまいがちですが
日々の忙しさに追われすぎず
周りへ感謝の気持ちを忘れずに
暮らしていきましょう
さてそんな本日は
未来の家づくりに必要なものさし
についてです
最近業界のニュースで
こんな見出しがありました
国土交通省がエネルギー消費量の
上位等級を新設へ!
なんだか難しそうな話に
聞こえるかもしれませんが
実は私たちの暮らしにも
しっかりつながる話
断熱や耐震の基準改正に続き
今日本では家づくりの
ルールが少しずつ
変わろうとしています
エネルギー消費量に関して
これまでは等級6が
最高等級だったのですが
新しく「等級7」と「等級8」が
つくられる方向
車で例えるならば
今まで燃費Aランクが最高だったのに
SランクやSSランクが
登場してきたような感じです
今の家づくりも同じで
電気やガスなどのエネルギーを
できるだけ使わない
燃費のいい家が
より評価される傾向になっています
その指標となるのが
「BEI(ビー・イー・アイ)」という数値
この数値が小さいほど
エネルギーをあまり使わない
効率のよい家ということ
これまではBEIが0.8以下で
等級6とされていましたが
今後は0.7で等級7
0.65で等級8という
新しい区分ができる予定です
今までは等級4が省エネ基準で
それでも高性能住宅と
呼ばれていました
ですが今時代が動いています
まさにものさしが変わる時
今後は等級5が
最低限クリアすべき基準になり
2030年には
等級6が最低基準になる予定
つまりこれからは同じ家に見えても
燃費がまったく違う家
ということが明確になり
それが家の評価に繋がる
これからの家づくりは
外見だけでなく「中身」が
問われる時代になるということ
住まい手がより快適で
安心して長く暮らせる住まいを
当たり前に選べる時代へ
冬は暖かく夏は涼しく
冷暖房に頼りすぎず
電気代も抑えられる
そんな家が標準になれば
きっとみんながうれしい
そしてそんな建物には
今の世代の恩恵だけでなく
地域と地球の未来にも繋がり
未来の暮らしを守ろうとする
まっすぐな意思があります
数字や等級の話に見えて
実はよりよく生きるための話
そんなふうに思える制度改正が
始まろうとしている今
あなたはギリギリの等級か
それとも最高等級か
どちらを選択しますか?
今の最高等級も10年後には
ギリギリの等級かもしれません
あなたの選択は
自分の生活はもちろん
地球の未来も担っています
家創りには
金額相応の責任があることを
実務者も住まい手も
誰もがお忘れなく
それではまた次回(^^)
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