皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)
昨日は半日休んで
久しぶりにロードバイクタイム
38km走りましたが
途中激坂に登ったので
体は結構疲れましたww
そして夜は料理をしてみました
簡単なものではありますが
材料の準備から含めて
いろいろ勉強になります
包丁を久しぶりに研いだ瞬間
大工と通ずる意味が理解出来ました
継続していきたいと思います!
さてそんな本日は
「日本の家だけ短命な理由」
世界の住宅業界で
日本でしか存在しないもの
それが「ハウスメーカー」です
そしてもう一つ
「スクラップ&ビルド」
これも日本独自の文化
どういうことかというと
日本の住宅は建てたら
30年ほどで壊される
たとえまだ使える
家であっても
相続や売却のタイミングで
取り壊されてしまう例が多い
なぜそんなことに
なるのかというと
「減価償却」
という制度が
深く関わっています
住宅は減価償却資産
つまり年数が経てば
価値はゼロとされます
木造なら22年
鉄筋コンクリなら47年
22年でゼロになるって
ちょっと乱暴だと
思いませんか?
例えるなら
22歳の人に向かって
「あなたはもう価値がない」
と言ってるようなものです
むしろ22歳なんて
これから社会に出て
力を発揮する時期ですよね
最初にしっかりとした家を建てたら
同じようにそこからも
安定して使える時期です
でも税制の仕組みでは
そこからは価値ゼロ
そのため土地売買の時には
そこに建物があるだけで
「解体費がかかる」と
土地代から引かれる始末
まだ使える建物なのに
ゼロどころか
マイナス扱いなんです
こうして住宅は
スクラップされ
新築される流れが生まれます
ではなぜそんな
効率の悪いことを
続けるのでしょうか?
そこに登場するのが
ハウスメーカーです
修繕の技術を持たない為
建替を繰り返すことで
利益を出す仕組み
直すより建てた方が
よっぽど技術もいらず楽だし
そっちが儲かるのなら
当然そちらをすすめます
「新築の方が安くつきますよ」
そんなセリフを耳にしたことが
ある方も多いでしょう
でも本当にそうでしょうか?
家具も靴も服も
直せば使えるものは
長く使いたいものです
でも日本の住宅だけは
「壊して新しく」
これは果たして
豊かな暮らしでしょうか
建物は本来
ストックとなって
受け継がれるべきものです
相続のたびに壊される
消えていく記憶や歴史
建物の命が
たった22年で終わる
そんな社会でいいのでしょうか
そして忘れてはならないのは
建てるときは
家の一番大切な分岐点
だということです
耐震や断熱の性能は
後からでは手間もコストも大きい
家の寿命を左右する
見えない力は
最初の設計と施工で
すでに決まってしまいます
だからこそ
「どう建てるか」が大事
長く住める家を
つくるために
壊さなくていい家を
残すために
未来に残す家を
今このときに正しく建てる
時代に流されず
目先の利益に惑わされず
50年、100年先も
大切に受け継がれる家を
本気で考えることが
私たちにできる家創りが
未来づくりなんです
負債ではなく資産となる
そんな家創りを
それではまた次回(^^)
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