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株式会社 勝部建築

【屋根の耐候性と荷重】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)

本日の家づくり百貨
インスタライブをお聞きくださった方
ありがとうございました

上手く喋れてましたかね
なかなか慣れませんがww

成長していきたいと思います
次回の出演予定は11日(火)12時20分~
ご都合合う方は是非ww

さて本日は屋根の耐候性と荷重
についてです

本日のインスタライブでの質問
上手く喋れていたか分からないので
深堀りも兼ねてここでも
ネタにさせていただきます

まずは屋根
滋賀の夏見さんは瓦だ!
とおっしゃいましたね
これはおっしゃるとおりです

瓦屋根は日本の伝統的な屋根葺材
とても耐久性が高いのが特徴です
他の屋根材(スレートや金属)よりも
長持ちするので交換の頻度が少ない

定期的な塗装メンテナンスが
不要ですから長期的には
コストが安くなりますが
ポイントは最初の金額です

瓦屋根は重たいから地震に弱い!
なんて事を言う人がたまにいますが
これは大きな間違い!

確かに金属屋根に比べたら
瓦は重さがあります
ですが重さが増えたなら
その重さにあった荷重を計算して
建物の耐震性を決めるのが構造設計者

構造計算をしていない人でないと
こんな言葉が出ることはありません
同じ壁の量で
瓦とガルバニムを比べたら
瓦の方が地震には弱いかもしれません

しかし同じ壁の量で
計算すること自体がありえないし
建物全体の重さに対して
壁の量を決めていくのが構造計算
おわかり頂けたらと思います

続いて当社も標準仕様にしています
ガルバニウム鋼板(金属製)
屋根や壁に使われる特別な金属の板
とても軽くて丈夫だから
最近の家では多く使われていますね

鉄の板をサビにくくするために
アルミと亜鉛(あえん)で
コーティングしたもので
この加工によって
普通の鉄よりも軽くて錆びにくく
長持ちするのです

こちらのデメリットは
 雨の音が大きい
雨が金属を叩く音が
伝わりやすくなります

また夏は熱くなりやすいです
外気温が高い強い日差しの日には
70~80℃になることも

金属は熱を吸収しやすく
すぐに熱くなります
しかしそのぶん熱もすぐに
逃がしやすい特徴があります

夕方に熱を放出するのも
早いのですぐに冷めます

どちらのデメリットも
断熱材が厚い家では
なんの問題もありません

そして耐候性に関して
ガルバニウム鋼板の
メンテナンス周期はおおよそ
20~30年位と言われています

この時に大きく役立つのが
太陽光パネルになります
当社では全棟採用

このパネルが直射日光を遮り
紫外線の影響を受けにくくする
更に風雨のダメージも大幅に減ります
その部分はほぼ
メンテナンスフリーとなります

仮に屋根の面積が100m2あったとすると
太陽光パネルの面積が
当社の標準量だと35m2あるので
その分塗替え時に費用が安くなります

ここでワンポイント
太陽光パネルを35m2載せると
その重さ20kg/m2が屋根に乗ります

約700kgですね
そしてそれはだいたい開口部の多い
南面にのる重さです
荷重のバランスをしっかりと計算して
建物の耐震性を検討していれば
重さの負担は心配なし
誰もがやっているようで
ほとんど誰もがやっていない重要な事
地震力=重さ?加速度
だから重さは本当に大切なんです

最後はなんだか話が逸れてしまいましたが
屋根の耐候性と荷重について
参考にして頂けたらと思います

壁についてはまたの機会にww

それではまた次回(^^)

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