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株式会社 勝部建築

【大工はかっこいい】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)

月曜日から木曜日まで
KKBの勉強会で
仙台の建築工房零さんに
伺い勉強させて頂きました

今回のテーマは
「大工育成煩悶」

煩悶とは
悩み苦しみながらも
答えを探し続けるという意味

まさに今の工務店に
必要な姿勢だと思います

どの大工工務店も悩みは一緒
国税調査でいうと
この20年で大工人口は半分に減少
そのうちの半数近くが60代以上

危機的状況なのは
誰でも簡単に分かるはずです

家づくりは設計や性能だけでなく
創る人がいてこそ成り立つ

技が継がれなければ
家は作れない
これが現実です

仙台の零さんでは
若い大工が数多く活躍しており
自社での育成体制が
きちんと仕組み化されていました

ただ現場を任せるのではなく
木を知り 家を知り
暮らしを知る教育を続けている

一人ひとりの大工が
家づくりを通して
地域の暮らしを支えるという
誇りを持って働いていました

学びの場を見せていただきながら
深く煩悶しました

これから10年 20年後
家を建てたい人がいても
「大工がいないから建てられない」
そんな時代になったらどうするのか

性能やデザインを語る前に
そもそもつくる人がいなければ
家づくりそのものが成り立たない

だからこそ今
大工を育てるということに
本気で向き合う必要があります

技術を伝えること
現場を守ること
そのどちらも欠かせません

家は図面では建ちません
人の手で建ち上がるものです

その手をどう残すか
どう次へ渡すか
それを考えることが
地域の家づくりを未来へ
つなぐ唯一の道だと思います

私たち工務店が悩み苦しむのは
決して悪いことではありません
むしろその姿勢がなければ
成長はない

煩悶しながら
そして学びながら前へ進む

きっとその先に
住まい手の安心と
笑顔があるはずです

子育てと一緒で
大工を育てるというのは
覚悟もお金も大変です

そんなことせずに
自分の売り上げだけを考えて
商売をしていけば
どれだけ楽な事でしょうか

だけどそれでは
地域の未来を守る事は出来ません
育成をすることは
未来を支える一歩であり
地域を守る為の一歩

大工さんがいなくなれば
家を建てるにも
家を直すにも誰もが困ります

誰もが憧れる
かっこいい大工さんを
育てる会社と
家創りをおこなうことは
きっと未来のあなたを
守る事になるでしょう

それではまた次回(^^)

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