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株式会社 勝部建築

【地元の木が支える未来の暮らし】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)

来週は新築の上棟
そこまでにリノベとリフォームを
終わらせてゆとりを持って
望む予定でしたが
中規模の改装工事が
前倒しになり
少し慌ただしくしています

現場で職人さんが作業を進めるには
その前段階の打合せがとても重要
段取りができているかいないかで
現場の進みは大幅に変わります
ということで
私もバタバタしていますww

さて本日は
地元の木が支える未来の暮らし
というタイトルで
出雲市産材の補助金について
お話させていただきます

昨日市役所から連絡があり
今年度の補助制度の方針を
教えていただきました
これまで2万円/m3だった助成金が
今年度は3万円/m3に増額したと
更に最大30万円まで
支給されることになりました

当社のように全棟で
出雲市産材を使っている
会社にとっては
住まい手のメリットが
より大きくなります

ちなみに松江市では
今年度はまだ発表がないですが
昨年度の制度では
4万円/m3で最大40万円と
さらに手厚い内容となっています

こうした制度が広がることで
地域の木がもっと家づくりに
使われるようになると
嬉しく思いますね

今の新築住宅のほとんどは
集成材や外材が主流で
地元の木を使う家は
とても少数派です

地元の木には
この地域ならではの良さがあります

長い年月をこの土地で過ごし
雨の日も風の日も
四季をくぐり抜けた地元の木

外の環境に
無理に合わせる必要もなく
湿気にも馴染みやすく
丈夫で長持ちしてくれる

デメリットは外材に比べると
コストが高くなること
10万円前後上がることもありますが
今回のような補助金があれば
負担は減るケースがほとんど

強度の面でも
杉は外材より少し柔らかい分
梁を太くしたりと
工夫が必要になりますが

設計段階でしっかり
一本一本強度計算すれば
何の問題もなく
安心して長く暮らせる家になります

そして何より
地元の木を使うことは
家づくりを通じて
もう一つの未来づくりでもあります

山の木を伐ることで
若い木が育つチャンスが生まれます
伐って、植えて、育てて、また活かす
まるで田んぼの稲作と似た
循環のサイクルです

さらに運ぶ距離が短くなれば
燃料も少なく済みますし
二酸化炭素排出も抑えられます

そしてあなたが払ったお金は
林業の人の収入になり
製材所の仕事になり
大工さんの手に渡り
地域の中でぐるぐると回っていく

そのお金の流れは
まるで川の水が巡り巡って
また湧水になるようなもの

家づくりは自分だけのものではなく
地域の人や自然と
そっと手をつなぐことでもあります

今の一歩が
未来の誰かの暮らしを支える
そんな家づくりを
少しずつでも増やしていきたい

2100年の未来にも
誰かがこの地球に暮らしています

あなたの一歩は
地球の一歩
そんな優しい一歩を
踏み出していきましょう

それではまた次回(^^)

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