皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)
本日は日曜日で
HPの週一ブログの日
全館空調は魔法じゃない
について書いた記事を
メルマガでも配信させていただきます
リノベモデルの
融資が無事に決まり
いよいよ耐震診断や温熱計算へと
ステップアップです
ユダ木工とサトウの窓
パッシブ換気に蓄電池
盛りだくさんになる予定
宿泊体験やゲストハウス的な
用途にもしようと思案中なので
お楽しみにww
そして1週間の
インターンシップが終わりました
こちらとしても
得る物がとても大きかったです
気に入って頂き
10月にも来ていただける事に
Yさん
神在月に社員一同
心よりお待ちしております!
さてそんな本日は
全館空調は魔法じゃない
というお話
ヒートポンプ式の
壁掛けエアコンは
冷房も暖房もこなして
コスパも高くて
入れ替えも簡単
本当に優秀な設備です
最近はこの
壁掛けエアコンを使って
家中を温めたり冷やしたりする
全館空調が増えてきました
何故なら従来からある
全館空調とは
比べ物にならないくらい
イニシャルコストも
ランニングコストも
抑えられるからです
しかし
「全館空調だから快適」
とは限りません
外皮性能が低い家では
むしろ各部屋に
エアコンを付けた方が
快適で安全なこともあります
特に1~2台の壁掛けエアコンで
家全体をまかなう簡易方式は
平面や断面の計画が甘いと
温度ムラや電気代の高さに
あれ?となることも
やっぱりまずは
断熱・気密なんです
それから
空気が自然に家中に回るように
間取りや断面を整えること
これが大前提です
そこまでしっかりできたら
ようやく空調計画
冷房では
「風をどう運ぶか」が重要
吹き出しと吸い込みを分けて
冷気がちゃんと届く
交通整理をしてあげることで
効きが全然変わります
快感と快適は別物
冷気や暖気を直接感じるのは
一時の心地よさに過ぎません
温度や空気を意識せず
やりたいことに集中できる
それが本当の快適
全館空調には
絶対の正解はありません
方式ごとに
一長一短があるから
だからこそ
作り手は慎重な設計と
丁寧な施工を
住まい手は
コストとメリットを
冷静に見極めることが重要
しっかりとした
断熱気密の家で
夏冬の一番厳しい日で
負荷計算を行う設計者であれば
快適な空気間を作れます
本当の快適とは
温度や空気を意識せずに
やりたいことに
集中できる状態のこと
一瞬の涼しさや暖かさは
ただの快感に過ぎず
すぐに不快に変わります
家中の温度差がなく
空気がきれいで心地よく
しかも電気代も気にならない
そんな環境こそが
健康で安心な暮らしをつくります
快適な空気は
偶然ではつくれません
外皮性能と負荷計算を
踏まえた確かな空調設計が
あってこそ実現します
しかしそのような実務者が
ほんの一握りのこの業界
そんな実務者が一人でも
増えていけば
住まい手が快適に暮らせる家が
もっともっと増えていく事でしょう
それではまた次回(^^)
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