会員登録・ログイン パートナー企業申請
ロゴ
株式会社 勝部建築

【仕上げのひと手間が命を守る】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)

さてそんな本日は
仕上げの一手間が命を守る
というお話です

先日の上棟でのこと
初めて手伝いに来た大工さんに
面材耐力壁への
釘の打ち込み深さの話をしました

すると
「そんなの意識したことなかった」
とのこと

実はこれ
珍しい反応ではありません

同じく先日の構造塾でも
設計士さんからこんな声が

「大工さんの釘の打込みが深すぎて
困っているんです」と

釘のピッチ(間隔)は
意識されがちですが
打ち込み深さの重要性は
業界内でも未だに伝わっていません

そもそも面材耐力壁というのは
地震や台風の揺れから
家を守る重要なパーツです

その強さは
面材の強度と
釘のせん断力で
決まってきます

たとえばそれは
ホチキスで紙を綴じる時と同じ

打込みが軽すぎると
針が浮いて外れてしまう

打込みが強すぎると
針がめり込んで
紙が破れてしまいますよね

釘も同じなんです
深く打ち込みすぎれば
板の力を引き出せずに
地震の力に負けて
抜けてしまうのです

各メーカーの面材には
釘の打ち込み深さまで
きっちりと指定されています

特に機械での施工では
打ち込み圧を調整しながら
丁寧に打ち込む必要があります

当社では
釘頭を少しだけ残し
最後は手で叩いて仕上げています

このひと手間が
実はとても大変なのですが
この「ひと手間」こそが
家の命を支えているのです

見えないけれど確実に
耐震性能に差が出る部分
繰り返し地震に
耐える為のひと手間

そんな当たり前のことを
当たり前にできる現場でありたい

目に見えない強さこそ
本当の安心をつくっていくのです

あなたの家がそんな
気持ちのこもった家でありますように

それではまた次回(^^)

続きを読むには会員登録が必要です。

無料会員登録で、限定コンテンツ読み放題!