こんばんは
まだまだ30度を超える日も多いですが、
夜は随分と過ごしやすくなりましたね。
北建では完成見学会が少し先になります
が、久しぶりに構造見学会を予定してます。
標準仕様の紀州山長商店の国産構造材と断熱材
を入れた状態をご覧になれる機会です。
連休明けの19日(火)12:00にOPEN予定。
ぜひ募集開始をお楽しみに。
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構造見学会in横浜市栄区元大橋
10月1日(日)9:00~16:00
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さて、物価は日々上がり続きで、一時の
建築費の高騰も以前より穏やかになりつつも
水平飛行に入らず、ジワジワと続いています。
そんな中、少し前に報道があった通り
住宅ローンの借入期間が35年から50年モノ
が出始めましたね。
まだ取り扱う銀行は多くはないですが
あるネットバンクでは通常金利より年0.15%ほど
上乗せとなるとか、フラット50 だと長期優良
住宅限定とか、地方銀行ではエリア限定など
何かしらの条件が付加されているよう。
ただ、子育て世代や20代の皆さんなど
返済負担率は問題なくても、実際の生活・養育費
から借りたくても月々の返済限度額が決まって
しまう人には朗報ではありますね。
よくあるキャッシュフローはリタイア後は
余力があるけど、子育て中がショートして
しまうパターン。後半のグラフを若いうちに
移したくてもどうにもならんわけです。
そんな方には、日々の返済が間延びしても先は
大丈夫そうならほしい土地と家が手に入る手段
の一つとしても良いはず。
ここまで土地も家も高騰したなかで、
数年前と同じ価値のモノを手に入れる
となると総支払額が増えるのを承知で
視野に入れもいいかもしれませんね。
例えばフラットで7000万借入した場合
〇35年返済(固定金利1.30%)
・利息総額:17,165,554円
・月返済額: 207,537円
〇50年返済(固定金利1.55%)
・利息総額:30,636,748円
・月返済額: 167,728円
となります。
15年延びると月々は「4万円」減ることに。
ただし、支払い総額は「1300万」増える。
その他のリスクも当然増える。
そのうえでこの50年借り入れをどう扱うか。
ファイナンシャルプランがきっちり出来て
いる場合に限ってですが、50年契約をした
上で、子育て時代の厳しい時期であっても
月々の収支を35年返済時に近いものになる
よう日々の暮らしを務める。
そして貯蓄の厳しい時期を超えたら、状況
を見ながら繰り上げ返済を行い、総支払額
を抑えるのがいいかと。
「出来るものならそうしたいよ」
という声が聞こえてきそうですが・・
そうです、これはあくまで
「あわよくば」です(苦笑)
結局、「目先の10数年をどうクリアーするか」
が大半の方のポイントになるので
それをクリアーするための手段で生まれた
50年返済なわけですから、本当に欲しいものが
目の前にあるならばこれに乗っからない手は
ないと思います。
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