こんばんは
クオホーム本田です。
本日は静岡に行ってました。
さて本日はこちら↓
耐震等級３「相当」
という表現の危険性について。
この「相当」という単語。
これは個人的な見解ですが
かなり大事な話なので
家づくりを検討している方は
知っておいてほしい内容です。
よく営業トークで
「弊社は耐震等級３相当の家です」
って言われることがあります。
この「相当」って言葉。
めちゃくちゃ危ない表現です。
なぜなら、実際に構造計算や
性能表示制度に則って
「耐震等級３」を取得していない
ケースが大半だからです。
つまり、実際の数値根拠がなく
「等級３ぐらいの設計に
してますよ」という程度の話。
これって、もしもの時に
どこにも証明できません。
じゃあ何が違うのか？
耐震等級３を取るには
「許容応力度計算」といって
きちんとした構造計算が必要です。
柱や梁、基礎のサイズ、
金物の種類や配置まで全て
数値で確認していきます。
ところが「等級３相当」の場合、
壁量計算という簡易的な
計算しかしていないケースも多く
バランスや接合部の強さなどが
加味されていない事があります。
見た目はしっかりしてそうでも
「本当の強さ」は担保されていない。
これって地震の時に家族の命を
守れるかどうかの分かれ目に
なるかもしれません。
確かに許容応力度計算には
コストも時間もかかります。
でも命を預かる住宅ならば
そこは妥協してはならない部分。
「相当」なんて曖昧な言葉で
納得して家を建てた人が
後から泣くような事が
あってはいけないと考えています。
ちゃんと構造計算されているか？
耐震等級は“取得”されているのか？
これは見積書の中に記載
されていない事も多く
聞かなければ教えて
くれない事もあります。
だからこそ、家づくりを進める際は
「耐震等級３」と言われたら
その資料を必ず見せてもらいましょう。
言葉だけの安全は意味がないです。
「相当です」って言われたら
「それって証明できますか？」と
ぜひ聞いてみてください。
命を守る家を建てる以上、
そこに曖昧さは不要です。
ご参考に。
では、では。
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