こんにちは。
今週は「家づくり百貨」さんのYouTube
取材があり、兵庫からクオホームの本田
さんに来てもらいました。遠く島根から
工務店のお仲間も同行されていて、前に
撮影中のあすなろ建築工房さんの現場へ
迎えに行ったついでにしっかり内覧(笑)
北建は葉山の完成予定と逗子で引き渡し
後間もないお宅の二軒のルームツアー
を撮りましたのでUPをお楽しみに!
撮影後はお住いのお宅ですっかり寛いで
業界の内輪話に花が咲き、、公開厳禁
の話を傍で聞いていたご家族は苦笑い(汗)
いやすっかり長居してしまいました。
夜には、毎年お誘いただく住まい手さん
の釣り船に乗せて頂き逗子海岸の花火を
スタッフ連れて沖から鑑賞。涼しい海風と
ともに正面から眺める贅沢な時間でした。
さて、ようやく本題です。
今回は「耐震とはここが違う!制振装置
の効果とその選び方」について。
4月の法改正で、構造計算義務化も始ま
った耐震性能は高いに越したことはない
のは間違ないですが、強いだけでいいの?
ということで、よく比較されるのが
「耐震」と「制振」の違い。
戸建てでは「免振」は諸条件でハードル
が高いのでなかなか普及はしていません。
まず耐震は、建物をしっかり強く造り、
地震の揺れに“耐える”という考え方。
文字通り、揺れに耐えるための基本的な
構造です。
一方、制振はというと、揺れのエネルギーを
“吸収して和らげる”という仕組み。
つまり、ダメージを減らすことに重きを
置いた考え方なんですね。
たとえるなら、耐震は「筋肉で踏ん張る」、
制振は「クッションで衝撃を受け止める」
といった感じでしょうか。
特に大きな地震のあと、繰り返す余震や
細かな揺れが建物のダメージを
じわじわと蓄積させていくことがあります。
この“繰り返しの揺れ”に対して、
制振装置が有効と言われています。
「しなやかにかわす」イメージですが
「優しく吸収する」が相応しい感じかと。
最近では、木造住宅にも対応した
制振装置がいろいろと登場していて、
新築はもちろん、後から設置できる
ものも出てきています。
たとえば――
・オイルで粘るように揺れを吸収するタイプ
・金属のしなりを利用してエネルギーを逃がすタイプ
・部材同士の摩擦で揺れを止めるタイプ
・ゴムの弾力で繰り返しの揺れに対応するもの
それぞれの特徴を活かして、
家の構造に合わせた提案がされています。
実際に導入したお宅では、揺れが軽減された
実感があるとか、家具の転倒が防げたという
声も見受けられます。
耐震で倒れない上に大きな被害を防ぐためにも、
耐震+制振という“二重の備え”として考え
ても良いかもしれませんね。
制振を採用するかどうかは
「期待してよいのか、保険として考えるか」
皆さんからすれば素人判断で迷う部分ですよね。
費用対効果も踏まえて決断するのがいいのか、
前提で採用するのか・・プロでも意見が
分かれる分野でもあります。
このあたりの仕組みや製品、選び方について、
詳しくは北建のブログにまとめてみました。
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「耐震とはここが違う!
制振装置の効果とその選び方」
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ぜひ、しなやかに受け止めてみてください(笑)
ではでは。
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