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クオホーム

「家具」が決まらないと「設計」はできない?

こんばんは
クオホーム本田です。

本日は一日中、
事務所で図面と格闘していました。

新規のプランニングと
実施設計の詰め作業。

窓の位置を数センチずらしたり、
天井の高さを調整したり。

地味な作業ですが、
ここが居心地の良さを決める
分かれ道なので気が抜けません。

さて、本日は
「家具と設計はセットで考える」
というお話を。

家づくりを始めると、
どうしても順番が

1.土地を決める
2.間取りを決める
3.キッチンやお風呂を決める


(予算が余ったら)
4.家具を買う

になりがちです。

でも、あえて言わせてください。

この順番、逆かもしれません。

私が設計をする時、
ヒアリングで必ず聞くことがあります。

「どんな椅子に座って、
どんな時間を過ごしたいですか?」
「置きたい家具は決まっていますか?」
「リビングでどう過ごしたいか?」

これ、決して世間話で
聞いているわけではありません。

なぜなら、
「家具が決まらないと、
部屋の広さは決められない」
からです。

例えば、
ダイニングテーブル。

4人掛けの長方形の
テーブルを置くのか、
それとも直径120cmの
ラウンドテーブルを置くのか。

これだけで、
必要なダイニングの広さも
照明の位置も、窓の高さも
全部変わってきます。

もし、
「Yチェア(ハンス・J・ウェグナー)」
のようなアームのある椅子を
置きたいなら、

テーブルとのゆとりも
少し多めに必要になります。

それを決めずに
「とりあえずLDKは20帖で」
と箱だけ先に作ってしまうと、

いざ引っ越した時に
「あれ?置きたい家具が入らない」
「ペンダントライトの位置がズレてる」
「動線が狭くて通りにくい」

という悲劇が起きます。

逆に言えば、
置きたい家具が決まっていれば、
無駄に広いリビングは要りません。

その家具が一番美しく見えて、
一番心地よく使えるスペースだけを
設計すればいい。

結果として、
家をコンパクトにできて
建築コストを抑えることにも
繋がります。

家はただの「箱」です。
そこに「暮らし」という魂を
吹き込むのが家具です。

キッチンやトイレなどの「設備」は
20年もすれば壊れて
価値はゼロになります。

でも、良い家具は
手入れをすれば50年、
孫の代まで使えますし、

ヴィンテージとして
価値が上がることさえあります。

だからこそ、
「家が建ってから家具を考える」
のではなく、

「家具を含めて家を設計する」

この視点を持って
家づくりを進めてみてください。

もし今、設計の打ち合わせ中なら、
「ここにこの椅子を置きたい」
と設計者に伝えてみてください。

きっと、
提案される図面の「解像度」が
グッと上がるはずです。

ご参考に。

では、では。

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