こんばんは
先週末に完成見学会を開催した「香日の家」
はあいにくの雨模様で、冬の日射取得を体感
することはできませんでしたが、床下エアコン
の効きと室内の温度ムラの少なさを体感して
もらえたかと思います。
既にお引越しも済まれたのですが、住まい手
さんは毎日のように現場に寄って頂いていたので
「家の前に北建の車が停まってないのが寂しい」
という涙腺が緩むような嬉しいコメントを引越し
完了のご報告で頂きました。
これからこのお宅と庭は大切に育てられて、
どんどん良くなるのが楽しみです。
また、同じように想いのこもったお宅の数々を
しれっと設計施工実例集に７軒ほどUPしてました。
住まい手さんと北建のこだわりを感じて下さいね。
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※※ 北建公式HP 設計施工事例集 ※※
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さて、今日は皆さんが一番気になる
主要首都圏での「住宅費」について今年も
住宅生産団体連合会（住団連）から公表に。
「戸建注文住宅の顧客実態調査」では
・24年度の建築費は平均で「4760万円」
・土地込みの総額は平均で「7006万円」
・土地購入しての新築のみで 「4406万円」
・古屋解体しての建替が 「5268万円」
最も高い取得費のパターンは
・「買い替え」の 9052万円
（前年度は 8254万円なので1割UPの＋800万）
この内訳は 建築費は 5415万円
土地代 3112万円
（全回答の顧客データ）
・平均年齢 世帯主：40.0歳 配偶者：37.8歳
・世帯年収：1,128万円（昨年より20万円低下）
・住宅延床面積：122.5㎡
ただ、こちらの団体はハウスメーカーさんが
集まって作られているので、調査対象の殆どが
ハウスメーカーの回答です。なので中小の
工務店の結果はほぼ反映されてませんので
悪しからず・・。
勿論、超大手ハウスメーカーの最終金額は
我々より高くなっているのは周知の事実。
世間の中小工務店ならさらにもっと安いはず
という方も多いと思います。それでも北建
はじめ、皆さんがよく見られている木の家
工務店でスペックもしっかりと担保している
ところではそうは大きな差はないと思って
頂いても良いと思います。なので、推移は
とても参考になるわけです。
ただ、これには外構・カーテン・エアコン・
地盤改良等の別工事に加えて、ローンや登記
費用などの諸経費も余裕をもっておくべき
なので総費用で考える際はご注意ください。
データからは建築費や土地代の高騰や
物価高への対応として、
「床面積を減らした」という回答が４０％超え、
驚いたのは「基本性能を諦めた」という残念な
結果の回答も２０％ほどあったと、
なんとも悩ましい結果が出ていました。
様々な高騰によってこのたった二年間で
ペアローンを組む人が８.６倍に増えました。
東京２３区の中古マンション価格は二年間で
１．５倍になり、一億越えになるなど、想像
もしていなかったような住宅価格の激高時代。
昨日FMラジオから流れていたニュースで
若年層の返済期間は最長の５０年を選択する
人が世代では50％を超えたとも話してました。
ただでさえ、高嶺の花になってきた住宅取得
なので本当のゴール金額が怖くなるのは必然。
でも、依頼先選びの段階で本当のゴール
金額を読み抜くのはまだ難しい住宅業界。
なので実勢調査は、個別の会社の営業トークや
アピールとは違い「結果」として参考になる
ので市況や相場観などの基準にはなると思います。
金利上昇も踏まえて、
「暮らし始めるまでの総費用」 と
「住まいに関わる生涯コスト」 を
見通して家づくりの「全景」を浮き上が
らせるためにも、こだわりや優先順位を
しっかりと相手にプレゼンできるように
しておくことが何より大事です。
「そちらではいくらでできますか？」
から
「このような希望を叶えるならいくらになりそう？」
と話せるようにご準備をお願いいたします。
ではでは。
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