こんばんは
先日お知らせした春の完成見学会第二弾
4/10(日)「悠久の住処」in 横須賀
はまだ午後に数組ご案内が可能ですので
ご予定がつく方はぜひこちらよりどうぞ↓
動線や素材など見どころが多いお宅です。
さて、いよいよ新年度が始まりましたね。
北村建築工房でも昨日から新人二名が
入社しました。
入社式とかカッコイイものもなく、
出社早々からPCや機器類など設定し、
午後からは早速完成現場の社内検査に
連れ出され、皆と同じ業務を初日から
フルにこなしてもらいました。
まさに北建らしいスタート(苦笑)
来週も出社してくるか気を揉む週末です。
22歳と25歳の男子は現場管理を
軸に広い業務を担当してもらおうと。
この数ケ月の間にも中途で設計志望の
社員とパートの女性二名が加わる予定です。
北建と関りある皆さまには色々お世話に
なるかと思いますのでよしなに・・。
現場管理も設計士志望も今や本当に
貴重な人材となりました。
慌てずにじっくりと、でもらしく
ビシッと育てていこうと思います。
何よりモノを造る真ん中にいる大工も
絶賛募集中ではありますがどの職種より
もなり手が少ないため、悩ましい課題。
これからは、我々のような建築の仕事は
「つくるひとをつくる」
ことが何より大事なテーマになります。
永く使う家だからこそ、家守りとして
工務店は存続しなければ一番困るのは
実は皆さんのような住まい手さんです。
「相談する相手がいる」という
当たり前のことが何より大変な
時代がすぐそこまで来ています。
思うに、全ては「人財」次第かと。
でもいきなり、家づくりマスターにはなれません。
何千万円もかかる大きな仕事ですから
依頼する側の皆さんからすれば
どんなレベルの人が担当になるのか
不安でいっぱいでしょうし、造る側
としては、皆さんの想像を超える
とてつもないプレッシャーの中で
日々の膨大な業務をこなしています。
100点満点ではいけないと満足
されないといわれる家づくりです。
新陳代謝を続けながら高いレベルの
モノづくりをする難しさ、依頼者の
信頼を損なわずに家を造り上げる
難しさを日々感じて過ごしてます。
私たちも正直お恥ずかしいところ
満載でまだまだ未熟な会社ですし、
住まい手さんを不安にさせて
しまったりご迷惑をかけてしまう
ことも多々あります。日々反省です。
よく住宅展示場の営業マンの受け答えに
疑念が沸いて候補から外した・・
とか、完成見学会でスタッフに質問したら
答えられなかった、分かっていなかった
とか体験談をよく伺います。
勿論うちの会社もご多分に漏れず(汗)
そのなかでも、有難いことに
「このように返答があったけど、
知ったかぶり感がでていたので
しっかりとフォローしておいた方が」
「このような質問にはどう答えるか
準備しておいては?皆戸惑いと思う」
というように有難いご指南を頂くことも。
単にダメ出しや否定するので終るのではなく、
「先につながるご指南やご意見」
は本当に貴重なものです。
皆さんも会社やスタッフをチェック
する際には、品定めだけで終わらずにぜひ、
その会社を生かす、作り手を育てる、 そして
いずれ永く面倒を見てもらう相手になるかも
しれないという意識で接してあげて欲しいです。
皆さんのいい家を、良い暮らしを
実現するために皆さんの協力も
とても大事な役割を担っています。
私の特に好きな言葉で
「一期一会」 があります。
まさに縁あってのやりとりを
大事にして、尊重する気持ちを
常に忘れないように接して頂き
たいなと思います。
昔から飲食店でよく置かれている
「忌憚のないご意見を」いう
アンケートはがき・・
まったく関係ないと思って
生きてきましたが、今になって
その意義を価値を痛感する私です。
というわけで、家づくりを始める方も
真っ最中の方へも、ぜひお願いです。
「つげぐち」でもなく
「愚痴」 でもない
「お節介」
を是非してあげてください(笑)
皆さんにもいいことが
あるはずです・・たぶん(汗)
レシピというよりお願いに
なってしまいしたがお許しを。
それでは。
続きを読むには会員登録が必要です。