こんばんは
クオホーム本田です。
本日は午前中に現場確認をした後、
午後からはzoom打ち合わせを数件。
その合間に、来週の気密測定の
確認と資料整理をしていました。
さて、本日の話題は気密の話。
新しい気密測定器の動画が
本日20時~公開されています。
https://m.quohome.com/l/m/XMSZBIux4Vxc0m
【気密まだしてないの?気密測定をもっと気軽に測定しよう】
「気密測定してない会社があるのか?」
という素朴な疑問についてです。
結論からお伝えすると、
はい、あります。
しかも、驚くことに
かなり多く存在しています。
一部の大手ハウスメーカーも含め、
地場の工務店や設計事務所の中でも、
「うちは気密測定してません」
と堂々と宣言される事もあるぐらいです。
これを聞いて、
「え、家って測るものじゃないの?」
と思われた方、それが正常な感覚です。
でも現実はそうではない。
家の性能、特に
断熱や換気の効率に関わる大事な部分。
「気密性」は数値で明確に
示せる唯一の指標とも言えます。
その数値が、測定していないと
“感覚”での判断になってしまう。
「うちは気密処理を
しっかりしてるから大丈夫です」
という説明だけで済まされるケースも多い。
でもこれ、完全にアウトです。
私の個人的な見解ですが、
気密測定をしていない住宅会社は
性能を売りにしているとは言えません。
気密測定というのは
いわば「テスト」みたいなもの。
テストもせずに「成績いいです」
って言われても、信用できませんよね。
よくあるのが、
「高気密高断熱をうたっているけど、
実際にC値(すき間の面積)を測ったら
1.2とか1.5とか、そんな数字だった」
という事例。
ちなみに、私たちは
C値0.1~0.5を
当たり前に出しています。
その差は歴然です。
では、なぜ測らないのか?
理由は色々ありますが
・測って悪い数値が出たら困る
・職人の技術力に不安がある
・コストがかかる
・そもそも性能に興味がない
というのが本音でしょう。
気密測定は、建てた会社にとっても
施工者にとっても「緊張の瞬間」です。
でも、この緊張感こそが
家づくりにおいて大事だと考えています。
きちんと測って、
そこから改善を重ねていく。
だから、家の性能は
年々確実にレベルアップしていく。
逆に測っていないと
何が良くて何が悪いのかも分からず
ずっと同じレベルで止まったまま。
この違いは非常に大きいです。
ですので、これから家を建てようと
検討している方には、必ず
「気密測定をしていますか?」と
聞いてみてください。
その答えひとつで、
その会社のスタンスが分かります。
測ってない=やっていない
という事は、性能にはあまり
こだわっていない証拠。
「じゃあ、気密だけ良ければいいの?」
という声もありますが、もちろん違います。
気密はあくまでベース。
その上に、断熱や換気、日射遮蔽や
設計の工夫があって
ようやく「快適な住まい」が完成します。
ですが、気密が悪いと
そのすべてが台無しになります。
暖かさも冷房効率も、全部逃げてしまうから。
まずは、ベースがしっかりしているかどうか。
それを測る一番の指標が「気密測定」です。
その気密測定を簡単に出来る
ようになった機械がこちら↓
https://m.quohome.com/l/m/3jsXL1IRQokOw6
「気密測定しないですよ」
って言われた会社にこれを
買ってもらうようにオーナー様から
勧めてください。
ご参考に。
では、では。
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