こんにちは。
シーナリーハウスの西村です。
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別府市で完成見学会です!
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→ 4/27(日)まで開催します。
別府市にて「食を彩る別府の家」完成見学会を開催させて頂きます。
ビルトインガレージ、薪ストーブのある薩摩焼杉の家になります。
↓↓↓是非、ご予約ください↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/EhQ4d1TD5hg9Pd
※今回ご見学いただく建物写真をアップしておりますので、先ずはご覧ください。
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ヤバいですね。もう夏ですね(笑)。
非常に暑い一日でした。
本日も午後から別府市「食を彩る別府の家」をご見学のお客さま有りで、
お客さまの家なのですが、メインの大開口を全開にしまして外と繋がる非常に気持ちの良い時間を過ごさせていただきました。
家にいて季節を感じさせていただきました。
ということで、
今日のテーマは「季節を感じることのできる家」についてです。
視界から見える風景や植栽で春夏秋冬、四季を感じます。
そのためにどのように開口部を取るか!?
ただ窓越しに見えるというだけではなく風景を近くに感じるということも大事です。
ひと言で言うと、外とつながる家。
ということになります。
開口部を開けて外とつながるのは当然として開口部を開けなくても外とつながる。
これって、家で過ごす時にとても重要です。
外とつながることで季節を感じる。
私たちが標準としているレベルで建てると家の性能は相当良く、家の中では一年中ほぼ同じ住環境を維持することができます。
上手く外とつながっていないと温度・湿度管理のされた実験室のように室内は快適だけど季節を全く感じない住環境になってしまう。
それは人間として肉体的にはいいかも知れないけど人として精神的にどうなの!?
って思う派です。私は。
普段、マンションに住んでいてそこで子育てもし、子供も大きくなっていくわけなんですが、
あくまで田舎育ちである私の持論ですがマンションという環境では子供の感受性は育たないのではないかとマジで思ってしまいます。
南に向いたベランダで外の遠い景色を見ることはできるし、日差しも入ってきて太陽を感じることは出来ます。
ただベランダとの開口部にカーテンをしてしまうとただ無機質な空間でしかありません。
居室ではベランダと通してでないと季節を感じることは出来ません。
こう見えても(笑)とんでもないド田舎育ちの私なんかは極端かも知れませんが、その田舎で過ごしたことが人間としては良かったなと思えること多いです。
子供時代のその当時はイヤでイヤでたまらなかったド田舎生活ですが、今となってはその経験が活きているなと本気で思います。
最近、良く言われることですが、
便利さが行き過ぎての人間本来のもっている能力が退化しているという話。
建築家、設計士の新しい生き方を模索、実践しながら、いろいろな角度からアウトプットしている建築家の谷尻誠さんなんかは#便利はアホをつくる、とか言っています(笑)。
ド・ストレートですよね。
便利になることで人として得られる喜びが減っていく・・・
面倒くさいことに価値があり、喜びがあったりしますもんね。
私たちの仕事は思いっきりそっちの部類だと思います。
だって、
シーナリーハウスの家づくり、造る側からしますと、とっても面倒くさいですもん(笑)
パターン化された規格住宅のようにパッ、パッ、パッ、っとはいきません。
面倒くさいからこそ出来上がったモノに価値がある。
そうそう簡単に真似されない家づくりであると自負できるところです。
だって、
面倒くさいこと、みんなやりたがらないですから・・・(笑)
いくら世の中が便利になっても合理的になっても、人の感性は仕組まれたシステムのようにはいきません。
生活が便利になるツールを最大限活かしながら人間らしい生き方を実現する。
そこは人それぞれ、自分の本能に正直に。
これしかないと思います。
では、
今日は、これで失礼させていただきます。
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