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クオホーム

ヒートブリッジが家を冷やす理由

こんばんは
クオホーム本田です。

本日午前中は急遽
現場に行って材料搬入の
立ち合いに行ってました。

その後はzoomでオーナー様との
打ち合わせをこなしつつ、
先日いただいたプランの再提案に
取り掛かっていました。

設計者として何を優先するか。
それを突き詰めて考える時間です。

さて、本題です。

先日構造見学会のご案内を
お送りしました。
https://m.quohome.com/l/m/AhK6j2i4FUmQE6

構造見学会でチェックできる
大切な話しです。

少しマニアックな話ですが
家づくりを真剣に考える方には
ぜひ知っておいてほしい内容。

「ヒートブリッジ」って
ご存じでしょうか?

ヒート=熱
ブリッジ=橋

ブログはこちら↓
https://m.quohome.com/l/m/gCs509RBIv4oRd

つまり、熱が通り抜けていく
“橋”になっている場所のことを
指します。

このヒートブリッジ、
見落とされがちですが、
放っておくと断熱性能を
台無しにするくらい
影響が大きいんです。

例えば、せっかく壁に
高性能な断熱材をいれても、
柱や梁などの「構造体」が
外気とつながっていれば
そこを通って熱がスーッと
逃げていく。

さらに金属製の部材や
コンクリート基礎の一部も
要注意。

特に注意したいのが
「基礎と土台の取り合い部分」や
「バルコニーの床」、
「屋根の出隅」など。

これらはしっかり対策していないと
まるで“穴の開いたバケツ”状態。

いくら断熱材を分厚くしても
全体の効果が落ちてしまいます。

弊社はここを
厳しくチェックしています。

例えば基礎の内側に
連続した断熱材を入れたり、
木材が外気に直接触れないよう
細かく部材を納める。

現場で職人さんと打合せする際も
「ここ、熱逃げませんかね?」
「この金物、外気に露出しませんか?」
としつこいぐらい確認しています。

面倒かもしれませんが、
こういう“地味な配慮”が
住んでからの快適さと
電気代に直結するんです。

実際に冬場でも床が
ヒヤッとしない。
エアコンの効きも違う。
湿気も結露もしづらい。

こういう家が、長く安心して
住める家だと確信しています。

ただし、ハウスメーカーの中には
こういったヒートブリッジへの
配慮をあまりしていない
ところも正直あります。

それでも営業トークでは
「高断熱です」と言われたり
するので、注意してください。

断熱性能は「数字」だけでは
語れません。

UA値が0.46とか0.36とか
それはそれで大事ですが、
“設計と施工の細部”が
それ以上に大切なんです。

ヒートブリッジ対策が
されていないと、いくら
カタログ上の性能が良くても
体感温度は寒い家になります。

現場監理も含めて
“中身の見える家づくり”を
しているか?

そこに注目してみてください。

ご参考に。
では、では。

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